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今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
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 ほんた。軍師がちょうど読み終わった本に関連するエントリーを書いているので、私も時間制限を設けた上で記事を書いている。

今年30冊目。「ロジカル・シンキング 論理的な思考と構成のスキル」(照屋華子/岡田恵子、2001年5月)。良書。

最近の私のマイブーム、MECE。「漏れなくダブり無く」という意味の言葉。このMECEの切り口を含め、使い方や考え方に関する実践的な内容。時間が無いので早速メモ。

・メッセージとは、「答えるべき課題(テーマ)が明快」「それに対する必要な要素を満たした答えがあること」「相手に期待する反応が明らか」の三要件を満たすもの。
・文章を書く前、人に説明を始める前にテーマの確認を。
・コミュニケーションの後に、相手からどのような反応を引き出せれば、そのコミュニケーションは成功といえるのか。この質問に予め答えを用意しておくことは「自分しか見えない病」予防の処方箋。
・答えの三要素は結論、根拠、方法。重要なのは、自分が考えている結論が相手にとっても明快か、自分の根拠が相手を納得させるに十分か、自分の考えている方法で相手が動くか。
・結論は「課題の答えの要約」であって、「自分の言いたいことの要約」ではない。
・「状況に応じて」というとき、具体的にどういう場合にどうすることか。
・他の会社、10年前でも通用する公理では、人は動かない。
・「そう言うならお前がやってみろ」といわれたときに何をすればいいかわかっているか。
・「何々は三つある」とまとめても、一つ目と三つ目が同じことを言っていればすっきり頭に入らない。
・3C/4C(顧客・市場、競合、自社、チャネル)、4P(製品、価格、チャネル、訴求方法)、流れ/ステップ(認知、理解、動機付け/技術、生産、販売)、事実・判断
・切り口が良く分からないとき。部分集合の特徴を一つ思い浮かべ、それ以外の構成要素をさらに分けられないか考える。無理ならその切り口は意味がない場合が多い。
・最悪、列挙したものをグルーピングし、切り口を抽出。モレもダブりも出やすいので注意。
・「要するにこういうこと」とまとめた結果は正しいか。So What?をしたらWhy So?で確かめる。
・どれか一部の要素しか視野に入っていないのでは、So What?の関係は成り立たない。元の複数の要素全体が答えになっていること。
・論理の基本。「結論が課題の答えになっていること」「縦方向に結論を頂点としてSo What?/Why So?の関係が成り立っていること」「横方向に同一階層内の複数の要素がMECEの関係になっていること」
・論理パターンは並列型と解説型の二つのみ。
・解説型の要素は「事実」・「判断基準」・「判断内容」
・相手を説得する上で本当に必要な情報に絞りこむこと。
・レポートやプレゼンの構想時、箇条書きでなく論理パターン(ピラミッド型)をフォーマットとして利用し視覚的に確認する。

メモ多すぎ。

説明して終わりではなく、実践的な問題が掲載されている。これはいい。ところが、いくつかの例題を除いて回答例がない。ヒントが載っているとはいえ、自分の考えがあっていることの確認ができればいいのだが。これらの問題、実際にありそうなことばかりなので、一生懸命考えてしまう。

また再度読み返したい。
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 ほんた。洗濯した布団のカバーを干したまんま出かけて、帰ってきたら見事に夕立にあってびしょ濡れだ。これってもう一度洗濯すべき?それとも、天然の洗濯機で二度洗いできたと喜んで乾くまで放置すべき?

今年29冊目。「一冊の手帳で夢は必ずかなう なりたい自分になるシンプルな方法」(熊谷正寿、2004年3月)。著者はGMOの社長。

まずはメモから。

・夢をカタチに。やりたいことリストを作る際、「分」を考えない。現実と乖離しているからこそ夢、その乖離を埋めるところに生きる喜びがあるはず。
・数値化できない目標は目標ではない。「しゃべりを上達させる」->「発言する前に結論を300字にまとめるトレーニングを行う」
・「ポイント、ポイント。ポイントは何だ?今重要なこと、緊急なことは何だ?」
・人間は書物を通じて人の一生を数時間で疑似体験できる。
・何かを思い立ったら、すぐに行動したい衝動を抑えて、まず一息置く。最短ルートを見極めて、突っ走る。
・「大きな声であいさつ」「笑顔をつくろう」「人に礼儀をつくそう」
・社長たるものの意思決定はすべからく(ステークホルダーの)「笑顔」と「感動」を得られるかどうか。
・良い話ほどすぐに乗らない。人に先を越されまいと焦る分、判断力が鈍る。

・・・手帳に関する具体的なテクニックとして印象に残ったものが一つも無い。あまり手帳を使おうとしていない証拠か。

今使っている手帳は税務手帳。暇なときに時々税法関係をぱらぱら見たりするだけなのだが、見開き一週間で横に時間が流れるインターフェースが使いやすい。とはいえ、そんなに社外に出ることもなく、仕事のスケジュールが大半なので、社内イントラのスケジューラでこと足りる。特にクールビズの期間中はほぼ鞄に入れっぱなしだ。

 ほんた。何なんだ、このポンドと豪ドルの急落は。

今年28冊目の本。〈「東大」「ハーバード」ダブル合格・16倍速勉強法〉(本山勝寛、2008年3月)。ペーパーバックって日本語のものもあるのか。それにしても胡散臭さ満開のタイトルだ。

「16倍速」の根拠は、「勉強成果=地頭×戦略×時間×効率」で成り立つので、それぞれ二倍にすれば16分の一の時間でゴールに到達できる、という理屈。で、この本に従えばそれが達成できる、ということなのだろう。

さらっと流し読みした程度ではあるが、特段惹かれるものも無い。一応、タグをつけたのは以下。

・本のレビューを書く際に内容の良し悪しを述べるときは「その根拠を示しているか」「論理的な飛躍は無いか」「主張が一貫しているか」を確認。
・本のレビューを書く際、書く力を伸ばそうとする場合は、口語体よりも文語体、「ですます調」より「である調」を使うとよい。

以上。これだけか。

今は本を読んで印象に残ったところを記録しているだけだが、やがては書評レベルのものを記していきたいものだ。少しづつステップアップしていこう。

それから、私の文体は口語文語入り混じっている。記事の内容によって、どちらの調子が合うかが異なることが多いのだ。考えてみると、ブログを始めたのは、表現能力の向上が最大の目的だった。文語体でつづるよう努めることにしよう。

この本で紹介されている具体的なテクニックのうちのいくつかについては、学生時代から既に実践している。自分ではノウハウとは思わないものが、実は価値あるテクニックだったのか。

・・・買いかぶりだろうか。

 ほんた。

27冊目。「STUDY HACKS! 楽しみながら成果が上がるスキルアップのコツと習慣」(小山龍介、2008年3月)。ビジネスマン向け学習効率を上げるHACK集。

具体的なテクニック満載ですが、自分で既に実行しているものも多数。例えば「テキストからではなく問題集から取り組む」など、自分では当たり前のことが「HACK」に相当する技だったりして少し驚きです。

メモ。

・「今までこうやってきたから、こうやる」という、およそ論理的ではない論理。昔からのやり方を踏襲するだけでは樹の上にいるようなもの、絶滅の危機に瀕する。新しいやり方は今までの延長線上には無い。
・理解度。聞いたことは10%、見たことは15%、聞いて見たときは20%、話し合ったときは40%、体験したときは80%、教えたときは90%
・リソースがあればあるほど無駄遣いされやすい。時間も同様。
・ショートスリーパーの自慢話を真に受けると大変なことに。体質の問題であり、根性や精神力の問題ではない。
・長時間のインプット学習はしてはいけない。すきま時間にはインプット、まとまった時間にはアウトプット。
・勉強の進捗報告、なかでも「やらないこと」「やめること」をブログやSNSで。
・エビングハウスの忘却曲線。覚えたことは忘れる。水が漏れるより多く水を入れることに集中。

学習しているテーマの最先端を覗いてみるべき、という話の中で、筆者が小学校六年生の時に「地球大紀行」というNHKの番組にのめりこんだ、という話が出てきます。私も地球大紀行が好きでした。私は筆者より年下なので、もう少し低学年でした。我が家では夜9時が就寝時間でしたが、確か9時か10時から一時間の番組で、一旦妹や弟と寝室に入った後にこっそり起きてくるのを両親が許してくれていた記憶があります。一ヶ月に一度、毎月とても楽しみにしていました。見始めたきっかけは覚えていません。両親が見ていたところにたまたま私が起きてきたのか、両親が私に見せたかったのか。

あとは、英語の習得方法のお勧めで、海外ドラマ「フレンズ」のDVDが出てきます。私も、就職した後、大学のゼミの後輩から借りてよく見ていました。海外のコメディドラマによくありますが、笑いのポイントで笑い声が入っています。なぜ面白いのかわからないととても悔しいわけです。ああ、また見たくなってきた。

 ほんた。

26冊目。〈問題発見プロフェッショナル 「構想力と分析力」〉(斎藤嘉則、2001年12月)です。問題とは何か、深く分析するにはどうしたらいいか。前半では大局的な考え方、後半では具体的な各種テクニックの概要が紹介されています。

メモ。

・常にその時点での結論を持ってアクションを起こす。スピードが重要。
・一方、実行可能な「解決策」から逆順で短絡的に問題を捉え、拡がりを見失ってはならない。
・「そもそも何のために?」をどこまでも問い続ける。単なる数値目標では課題は鮮明にはならない。目的をとらえた上でゴールを設定することが重要。
・問題発見の4P。目的、立場、時間、空間。
・経営理念の三要素。基本理念(何のため-目的、何を拠り所に-価値基準)、ビジョン(将来どこへ-ゴール)、行動規範(実践上は何を価値軸に-誰とどう関わっていくか行動時において具体的に示す価値基準)。
・MECE。モレはないか、執拗にチェック。日常のチェック項目を満たしていれば本当にそれで十分か?
・グラフによる分析。何を分析し、そこから何を言いたいのかを明確にしてからグラフ化を。
・パレート分析。生産性を高めるには20%の重要な課題に対して労働時間の20%を集中的につぎ込む。
・ABC分析。ランキング基準の決め方が重要。なぜ60%が妥当で、55%や70%ではいけないのかの理由を明確に。

最後の基準の決め方なんかは具体的な考え方の例が欲しいところ。自分で考えるべきところではあるのでしょうが。

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