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今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
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 ほんた。

 今年15冊目の本。〈新しい株式投資論 「合理的へそ曲がり」のすすめ〉(山崎元、2007年10月)を読みました。

 「依存症」の話は思い当たる節が大有り。「株式投資のために借金をしていないか」、「株式投資のことが頭から離れなくなっていないか」、に注意してこれからも楽しもうと思います。その他、印象に残った箇所のいくつかをメモ。

・「投機」の不利は投機をしている本人が負うのであって、他人が負うわけではない「投機は悪い」という論調はいわば「余計なお世話」。
・目標株価(利食い・損切りとも)の設定->頻繁な売買->証券会社の儲け。売り時は「買った理由が消滅した時」か「運用計画の前提条件が変わった時」か「極端な値上がりでリスクのバランスが狂った(幸せな)時」
・「リスクは怖くない!」と思ったときはバブルのサイン。
・自分の投資手法のフォロワーと前方の混み具合の確認。
・自分が得をするときに損をする層のボリュームの確認。
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  ほんた。旅行から帰ってきたんですけど、旅行記はまた追って。その間、楽天が七連勝したり糸井がスプラッタしてたりハンセン指数が24,000ポイント台を回復していたり大変なことに。

 今年14冊目の本は〈TIME HACKS! 劇的に生産性を上げる「時間管理」のコツと習慣〉(小山龍介、2006年12月)です。旅行へ行く直前に読み終わりました。

 このHACKSシリーズは、最初の「IDEA HACKS!」が一番印象に残ります。使えそうなネタが多い。本書は、「IDEA HACKS!」に載っていたネタの焼き直しも随分含まれているので、少し密度が薄まっている感じがします。

 さて、本書で最も印象的だったのは、「自分コスト」の考え方。自分の年収から、自分の時給がはじき出せる。その時給を払うに見合うだけの時間の使い方をしているか。本書では年収500万円の例が出ています。勤務時間1,800時間で割ると2,800円、これが時給。結構高いな。

・時間は有限。その時間を自分への投資に充てずに無為に過ごすことによって機会費用が生じていること。
・50%は自分への投資に、そのうち25%は「闇研」に。
・時間投資はファンダメンタル重視、インカムゲイン中心。長期的視野に立って。

 始業前にその日の仕事を終わらせてしまう、なんて夢だなあ。

 5月のFP2級、締切直前で慌てて申し込みました。申込は間に合いましたが果たして勉強は間に合うのでしょうか。

 ほんた。13冊目は「ザ・マインドマップ 脳の力を強化する思考技術」(トニー・ブザン/バリー・ブザン、2005年11月)です。

 以前にも少し触れたマインドマップの発明者が書いています。マインドマップの実例が豊富に載っており、参考になると思います。

 が、外国語を日本語に訳しているため、「これをやれば絶対成功します。例を挙げましょう。成績が最下位だったこの子はマインドマップのおかげでトップの成績を収めたのです。」というような、胡散臭い通信販売と同じ臭いがしてしまっています。そしてこのような効果や実績を強調するのにページ数を割きすぎの感。

 忠実にマインドマップを描こうとすると、とても大変なことがわかります。でも実際はなかなか絵を描いたり多色用いたりなんかできないよなあ・・・

 今日、かいたく投信という直販系投信会社のセミナーに参加してきました。この場で初めてメモをマインドマップで書いてみました。実際に書いてみて、あとから見返すときに箇条書きと比べて頭によく蘇ってきそうだと思いました。まだまだ一つ一つのトピックに長々と書いてしまったりするのですが、こういう万が一後から見返しても何を書いているのかわからないなんてことになっても軽傷で済む場で、トレーニングを続けようと思います。

 ちなみに、このセミナーでは、直販系投信の大ボス・さわかみファンドの澤上篤人社長や、セゾン投信の中野社長の非常に熱い話を伺うことができましたが、終了後に少し冷静になって振り返ると、この本の印象と同様、胡散臭い感覚があるのです。長期資金は自分でインデックス運用した方がいいのではないでしょうか、やはり。

 ほんた。快調なペースで読書中。12冊目は「魔球」(東野圭吾、1991年6月)。

 9回裏二死満塁、春の選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる“魔球”を投げた。すべてはこの一球に込められていた…。捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の純情を描いた青春推理。(楽天ブックス紹介ページより)

 楽天には「『BOOK』データベースより」って書いてあるけど、その「『BOOK』データベース」ってのに直接当たれませんでしたので孫引きです。すみません。

 読み終わるまでまったくわかりませんでした。推理を仕事にするような仕事に私はつける気がしません、はい。

 時として、話のクライマックスとは遠い所で印象に残る言葉がある。この作品では二つ。

 須田武志の弟、勇樹が出てくるところ。「(勇樹が)焦りを感じるのは、武志に比べ、自分の割り当て分をまだ殆ど消化していないことを思い出すからだった。兄の方は二人で取り決めた割り当て分を、順調に消化しているにすぎないのだ。」

 もう一つは北岡の死後の野球部で、北岡の後を継ぐ主将が決まってチームの方針が大きく変わることになったときの須田武志の言葉。「別に何も変わりゃしないさ。ここの連中はただ待っているだけだ。待っていれば、いつかは点が入るだろうと思っている。相手投手が甘い球を投げるのを待っている。エラーしてくれるのを待っている。誰かが打つのを待っている。あげくの果てに、自軍の投手が相手打線を完封してくれるのを待っている。そんな連中が何かを変えたりできるものか。変わるのは一つだけだ。もう勝てなくなる。」

 自分の割り当てってなんだろう。自分はただ待っているだけではないだろうか。

 ただ待っているのは投資だけでいい。

 ほんた。11冊目の本は「IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣」(原尻淳一/小山龍介、2006年7月)です。「HACKS」なのに「ハック」と読む。なぜだ。

 良書。情報整理や時間管理に発想法から生活習慣その他、色々なtip、じゃなくてHACKが紹介されています。マインドマップについても書いてありました。その他参考になりそうなものをメモ。

・15分以上かかる作業は全てスケジュールに組み込む
・ドキュメントフォルダを利用したTODOリスト
・大きな作業を小さなTODOへブレイクダウン
・二項対立
・トライアングル
・アイデアはアナログで考える
・ポジショニングマップ
・マンダラート
・パワーポイントブレスト
・結論を先に言わず、前提条件を確認しながら説明
・分母の入れ替えによる価値の向上
・マトリックス掛け算
・パレートの法則(有効2割・無益8割)
・会議四法(ゴール・ルール・ロール・ツール)
・議事録(結論・議論要旨・課題宿題)
・メメント・モリ(「余命宣告をされなくてもやらなければいけないことをやり遂げるべき、なんですよね。しかし、それを忘れている。」)

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