今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
ほんた。
今年42冊目。「数学ガール」(結城浩、2007年6月)。
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『プログラマの数学』の結城浩が贈る、魅惑の数学物語。美少女ミルカさん、元気少女テトラちゃん、それに僕。三人の高校生が数学にチャレンジ。数学を楽しみ、学ぶことについて考え、異性へほのかな思いに心を動かす……。オイラー生誕300年記念出版。
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・・・というわけで、数式がたくさん出てくる小説。普通、初対面でいきなり数列クイズを出す女子高生なんかいないと思う。「1 1 2 3 5」の次くらいはわかるが、「6 2 8 2 10 18」なんかわかるわけがない。
数式の展開とか飛躍無く比較的親切に書いてあり、少し数学をかじった人は結構面白く読めるのではないだろうか。テトラちゃんが、あまり数学を分からない読者の疑問を代弁してくれる。私も高校数学しか知らないけど面白かったし。だいぶ飛ばして読んだが。
・・・そんなわけで本の終盤、バーゼル問題が出てくる頃にはテトラちゃんにも完全に置いてけぼりをくらった。
それにしても、あれだけ一生懸命勉強した数学だが、10年も経つとすっかり忘れてしまうものだ。ド・モアブルの定理とか漸化式って聞いたことあるけど思い出せない。式を見てもピンと来ない。等差数列/等比数列の和/差の公式。あったな、そんなの。
私は、算数や数学はずっと苦手だった。小学生の頃や中学生の頃は、「苦手」というより「嫌い」だっただろうか。テストで点数はそこそこ獲ることができるのだが、問題を解くのが面倒で嫌だった。高校に入ると点数も獲れなくなった。一年生のときは、単元ごとに理解度を測るテストでは、二割くらいしかとれずに追試の常連。当然二年になってもさっぱりわからず、堂々と内職して一年の教科書からやり直した。これが良かったのだろう、自分で解法を考えることが少し面白く感じるようになった。回答用紙の端から端まで伸びる複雑な文字の羅列が、最後にシンプルな形に、芸術的な形に、ストンと収まったときの快感。
そんな快感を、この本を読んでいて少し思い出した。
ちなみに、オイラー先生はヒトフデガキと縁が深い。
今年42冊目。「数学ガール」(結城浩、2007年6月)。
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『プログラマの数学』の結城浩が贈る、魅惑の数学物語。美少女ミルカさん、元気少女テトラちゃん、それに僕。三人の高校生が数学にチャレンジ。数学を楽しみ、学ぶことについて考え、異性へほのかな思いに心を動かす……。オイラー生誕300年記念出版。
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・・・というわけで、数式がたくさん出てくる小説。普通、初対面でいきなり数列クイズを出す女子高生なんかいないと思う。「1 1 2 3 5」の次くらいはわかるが、「6 2 8 2 10 18」なんかわかるわけがない。
数式の展開とか飛躍無く比較的親切に書いてあり、少し数学をかじった人は結構面白く読めるのではないだろうか。テトラちゃんが、あまり数学を分からない読者の疑問を代弁してくれる。私も高校数学しか知らないけど面白かったし。だいぶ飛ばして読んだが。
・・・そんなわけで本の終盤、バーゼル問題が出てくる頃にはテトラちゃんにも完全に置いてけぼりをくらった。
それにしても、あれだけ一生懸命勉強した数学だが、10年も経つとすっかり忘れてしまうものだ。ド・モアブルの定理とか漸化式って聞いたことあるけど思い出せない。式を見てもピンと来ない。等差数列/等比数列の和/差の公式。あったな、そんなの。
私は、算数や数学はずっと苦手だった。小学生の頃や中学生の頃は、「苦手」というより「嫌い」だっただろうか。テストで点数はそこそこ獲ることができるのだが、問題を解くのが面倒で嫌だった。高校に入ると点数も獲れなくなった。一年生のときは、単元ごとに理解度を測るテストでは、二割くらいしかとれずに追試の常連。当然二年になってもさっぱりわからず、堂々と内職して一年の教科書からやり直した。これが良かったのだろう、自分で解法を考えることが少し面白く感じるようになった。回答用紙の端から端まで伸びる複雑な文字の羅列が、最後にシンプルな形に、芸術的な形に、ストンと収まったときの快感。
そんな快感を、この本を読んでいて少し思い出した。
ちなみに、オイラー先生はヒトフデガキと縁が深い。
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数列得意だとなんかかっこいいよね。数列はさらりと話題に出せるし。二つ目、なんて自由な数列なんだ。分かるわけない(笑)フィボナッチ並みに有名なやつかと思ってちょっと期待した。
つーか忙しいのに1年で42冊も読んでるんだね。私もタイムマネジメントがむばろう、今後。
つーか忙しいのに1年で42冊も読んでるんだね。私もタイムマネジメントがむばろう、今後。
小学生でも知っている、という意味ではフィボナッチ以上に有名だ。できる人は、全部偶数だと気づいて二で割るんだそうだ。
本は殆ど通勤時間を利用して読んでいる。英語を聞くのに充てようと思っていたのだが、速攻で挫折したw
本は殆ど通勤時間を利用して読んでいる。英語を聞くのに充てようと思っていたのだが、速攻で挫折したw
ある意味、おいらはオイラー先生よりヒトフデガキだ。
6 2 8 2 10 18 …の次
数学のどシロウトのオレが考えてみた。
左から数えて「奇数番目」の数字のみに順番xをふる(aのx番目とする)。
左から数えて「偶数番目」の数字のみに順番xをふる(bのx番目とする)。
で、
aのx番目={aの(x+1)番目}−{bのx番目}
…ということで答えは28か?
6 2 8 2 10 18 …の次
数学のどシロウトのオレが考えてみた。
左から数えて「奇数番目」の数字のみに順番xをふる(aのx番目とする)。
左から数えて「偶数番目」の数字のみに順番xをふる(bのx番目とする)。
で、
aのx番目={aの(x+1)番目}−{bのx番目}
…ということで答えは28か?
ふむふむ。「僕」に怒られないように書いてみると、、、
nは奇数かつn>=3の場合、この数列の一般項A[n]は、
A[n]=A[n-2]+A[n-1]
と表せる。
・・・ということでしょうかね。確かにここまではその通りになっていますが、偶数の項(例えば、「28」の次)をどうしましょう?(笑)
nは奇数かつn>=3の場合、この数列の一般項A[n]は、
A[n]=A[n-2]+A[n-1]
と表せる。
・・・ということでしょうかね。確かにここまではその通りになっていますが、偶数の項(例えば、「28」の次)をどうしましょう?(笑)
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