トラムはのんびりと東へ。速度は車より遅いので、急いでいる場合にはMTRを使った方がいいだろう。しかし街並みを眺めるには適している。何せ均一料金2HKD(約30円)という安さ。
途中、湾仔や銅鑼湾では歩道はものすごい人波。渋谷駅前の道を路面電車が走っている感じだ。
今回、北角を通るトラムではなく、北角行きのトラムに乗ったことが重要なポイント。目的地は北角にある春秧街。ここはトラム沿いギリギリまで商店が張り出して来ているところで、ガイドブックなどによく写真が載っている。北角行きのトラムが折り返しに使う所なので、北角行きでないと通らないのだ。終点に着く頃にはもうガラガラだった。
本線から左に逸れ、単線区間に入る。いよいよだ。というところで停車。二階にいた人がみんな降りてしまう。終点なのか?トラムに乗りながら春秧街を通れると思っていたのだが、残念。階段を下りる。
ところが、一階ではまだ座っている人が結構いた。まだ終点じゃないらしい。慌ててまた二階に上り、最前部へ行く。程なく動き出す。
(つづく)
トラムは次から次に来るものだと思っていたが、意外にも少し待ち時間があった。ちょうど最初にやって来たのが北角行き。窓に全部ガラスが入っている新しい車両で、席が無いほど混雑していた。個人的には窓にガラスが無い方が写真が撮りやすいので古い車両が良かったが、次のトラムに乗るにはどれだけ待たなければいけないかわからないので、乗車してしまう。湾仔あたりで二階の最後部近くに座ることができた。
(つづく)
ほんた。
香港歴史博物館を出た後、香港島へ渡るために尖東の海佑小輪(HOI YOU FERRY)乗り場まで歩く。正確な場所はわかっていなかったのだが、海沿いなのは間違いないので、とりあえず海岸に出て尖沙咀方面へ歩く。海岸沿いの大きな道を渡る歩道橋があるあたりにフェリーを発見。出発まで15分くらい時間があり、まだ乗船できない様子。
出発10分くらい前になると、突如船が動き始めた。なんだ、別の船が来るのか・・・と思っていたら、Uターンして二枚目の写真のように桟橋の反対側に着く。入換しただけだ。別の船が来たわけでもないのに、なぜだろう?
乗船時は料金徴収なし。下船時に4.50HKD(約70円)をオクトパスカードで払った。スターフェリーよりも速く快適ではあるが、味気ないと言えば味気ない。
(つづく)
ほんた。また香港旅行記に戻ろう。
三日目の最初の目的地は香港歴史博物館。朝食をとったパシフィックコーヒーから東へ歩いて15分ほどだったろうか。建物はすぐわかったが、入り口がわからず回りをぐるぐる回る。エスカレーターを上がったところに写真の入り口。
入場料は10HKD(約150円)。展示は非常に充実している。香港の小学生に社会科見学があったら絶対来るのだろう。香港の地質の成り立ちから始まって、原人の時代やら何やらを経て中国への返還まで。写真や複製の展示だけではなく、街や祭りを再現したりしている大掛かりな展示もあり、小さなシアターが何箇所かあった。アヘン戦争以降のイギリス支配についての書きぶりと、太平洋戦争時の日本支配についての書きぶりの差が非常に激しかったのがちょっとどうかとは思うが・・・中国政府の力が働いているのだろうか。
ざっと流しながら見て約一時間半。ゆっくり見たら半日では足りないだろう。入場料も安いし、一度は来ておいて損は無い所だ。
(つづく)
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