今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
ほんた。
先週木曜から今週月曜まで香港に行ってきた。旅行記は追って記すとして、香港マラソン(Standard Chartered Hong Kong Marathon 2009)フルの部を無事に完走してきたので、色々と覚えているうちに書いておこう。何せ昨年のシアトル・バンクーバー旅行記が終わってないので、この香港旅行記を書くのはいつになるかわかったものではない。
そもそもランニングを始めたきっかけが、この香港マラソンに参加するためだった。世界一長い道路鉄道併用のつり橋や、九龍から香港島へ通じる海底トンネルなど、普段歩いて立ち入れない場所に行くことができる。香港マラソンにはフルマラソンのほかに10キロの部とハーフの部がある。海底トンネルはハーフの部でも走るが、青馬大橋へはフルマラソンでないと行くことができない。高低差100メートル以上(橋の上から海底トンネルまで走るわけだから当然だ)、時間制限5時間半(※完走率97%以上の東京マラソンは制限時間7時間)と、何も準備無く臨むのは心もとない。(地図は日本事務局サイトより拝借)
ちょうど一年ほど前から走り始めたものの、すぐに左足甲を痛めて二ヶ月のブランク。ランニング専用のシューズを履いて再開し、六月には駅伝・十月にはハーフマラソンにも参加。最初は十キロ走るのがしんどかったのに、二十キロはある程度楽に走れるようになった。
しかし、香港マラソンの前にフルマラソンを一度経験しておくつもりだったのにつくばマラソンにエントリーし損ない、さらには正月に右膝を痛めてしまった。結局25キロ以上走ったことがないまま、本番を迎えることになった。しかも、膝に不安を抱えたまま。
膝の対策は、直前の週末までサポーターをつけるかテーピングにするか奮発してCW-Xを買うか迷っていた。結局、テーピングにすることにした。それまでテーピングなんてしたことなかったので、図書館で入門書を三冊借りてきて目を通した。膝のテーピングにも色々やり方があるようだが、整形外科で靭帯には問題がないと診察を受けていたので、ジャンパーズニー予防の方法とお皿周辺のサポートの方法だけ覚えた。ただ、テーピングもぶっつけ本番なので効くかどうかはわからない。香港でも入手できるだろうとは思ったが、キネシオテープは日本発祥らしいので日本で調達しておいた。
ガス欠対策として、エネルギージェルを三つ用意。日本で買うと機内持ち込み制限とか考えるのが面倒だったので、香港で調達。香港に着いてからスポーツショップをみつける度に覗いていたが、なかなか見つからない。日本出国前にアドミラルティのパシフィックプレイス内のスポーツショップで入手できるという情報を得ていたので、前日に探す。GigaSportsで18HKD(約210円)で売っているのを見つけた。パワージェル三種類とGU三種類。パワージェルのダブルラテとラズベリークリーム、GUのプレーンをチョイス。
その他、日本から持ち込んだ粉末VAAMと粉末アミノバイタルと塩飴をポケットに突っ込んで出発することになった。ランニングホルスターを香港で見つけることができれば買ってさっそく使うつもりだったが、ホルスターどころかランニングポーチすらほとんど見つからなかった。
膝が痛まず完走できるとして、4時間は無理でも5時間はかからないだろう。それでも念のため、関門の閉鎖時間をメモしておいた。15.4km:2時間、20.3km:2時間40分、25km:3時間15分、33.6km:4時間25分、37.3km:4時間55分、39.2km:5時間10分。
前日はアドミラルティのホテルに宿泊した。スタートはチムサーチョイの目抜き通り、ネイザンロード。号砲は8時だが、荷物を預けるのが7時50分までなので7時半に着けば十分だ。ホテルから駅まで直結で5分ほど、アドミラルティからチムサーチョイまでは一駅、チムサーチョイの駅から荷物を預けるトラック待機場所までも5分程度だろう。7時15分くらいに出れば十分だろう。
6時前に起床。コンタクトを装着し、早速テーピングだ。ソーイングセットのはさみで切るのに手間取って作業が進まない。何とか右足を終え、念のため左足もしておこうと着手したところで6時半、朝食開始の時間に。ちょっと歩いて見るが動きにくいことはなく、いい感じだ。マラソン前ということをあまり意識せず、30分ほどで適当に好きなものを食べる。20度を超えて暑くなるとの予報で、塩分不足が心配だったので、少し食卓塩をもらって持っていくことにする。7時過ぎに部屋に戻ってテーピングを完成。トイレを済ませて荷物をまとめて部屋を出たのは7時25分を回っていた。やばいやばい。
朝の人気のないパシフィックプレイス内を駆け抜け、MTRの駅へ。預ける荷物を入れる青い袋を持っている人をちらほら見かける。そんなに急がなくても大丈夫か。
チムサーチョイで降り、地上に出るとランナーがあふれていた。うっすらと日が差している。上はゼッケンをつけた半そでTシャツの上に長袖カーディガン、下は足首までのシャカパンを着ているが、若干暑いくらいだ。周りを見てもみんな半そで半ズボンだ。この時期の香港は平均最高気温が18度程度だとどこかのサイトで見ていたので、寒かったときに備えて長袖シャツを持ってきたが、まったく必要ない。これからは気温が上がる一方だし・・・半ズボンを持ってきておけばよかった。
トラックが止まっているカントンロードへ向かい、荷物を預けてVAAMを飲む。シューズに計測用チップをつけて靴紐を結び、スタート地点へ向かった時には号砲まであと10分を切っていた。
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(つづく)
先週木曜から今週月曜まで香港に行ってきた。旅行記は追って記すとして、香港マラソン(Standard Chartered Hong Kong Marathon 2009)フルの部を無事に完走してきたので、色々と覚えているうちに書いておこう。何せ昨年のシアトル・バンクーバー旅行記が終わってないので、この香港旅行記を書くのはいつになるかわかったものではない。
そもそもランニングを始めたきっかけが、この香港マラソンに参加するためだった。世界一長い道路鉄道併用のつり橋や、九龍から香港島へ通じる海底トンネルなど、普段歩いて立ち入れない場所に行くことができる。香港マラソンにはフルマラソンのほかに10キロの部とハーフの部がある。海底トンネルはハーフの部でも走るが、青馬大橋へはフルマラソンでないと行くことができない。高低差100メートル以上(橋の上から海底トンネルまで走るわけだから当然だ)、時間制限5時間半(※完走率97%以上の東京マラソンは制限時間7時間)と、何も準備無く臨むのは心もとない。(地図は日本事務局サイトより拝借)
ちょうど一年ほど前から走り始めたものの、すぐに左足甲を痛めて二ヶ月のブランク。ランニング専用のシューズを履いて再開し、六月には駅伝・十月にはハーフマラソンにも参加。最初は十キロ走るのがしんどかったのに、二十キロはある程度楽に走れるようになった。
しかし、香港マラソンの前にフルマラソンを一度経験しておくつもりだったのにつくばマラソンにエントリーし損ない、さらには正月に右膝を痛めてしまった。結局25キロ以上走ったことがないまま、本番を迎えることになった。しかも、膝に不安を抱えたまま。
膝の対策は、直前の週末までサポーターをつけるかテーピングにするか奮発してCW-Xを買うか迷っていた。結局、テーピングにすることにした。それまでテーピングなんてしたことなかったので、図書館で入門書を三冊借りてきて目を通した。膝のテーピングにも色々やり方があるようだが、整形外科で靭帯には問題がないと診察を受けていたので、ジャンパーズニー予防の方法とお皿周辺のサポートの方法だけ覚えた。ただ、テーピングもぶっつけ本番なので効くかどうかはわからない。香港でも入手できるだろうとは思ったが、キネシオテープは日本発祥らしいので日本で調達しておいた。
ガス欠対策として、エネルギージェルを三つ用意。日本で買うと機内持ち込み制限とか考えるのが面倒だったので、香港で調達。香港に着いてからスポーツショップをみつける度に覗いていたが、なかなか見つからない。日本出国前にアドミラルティのパシフィックプレイス内のスポーツショップで入手できるという情報を得ていたので、前日に探す。GigaSportsで18HKD(約210円)で売っているのを見つけた。パワージェル三種類とGU三種類。パワージェルのダブルラテとラズベリークリーム、GUのプレーンをチョイス。
その他、日本から持ち込んだ粉末VAAMと粉末アミノバイタルと塩飴をポケットに突っ込んで出発することになった。ランニングホルスターを香港で見つけることができれば買ってさっそく使うつもりだったが、ホルスターどころかランニングポーチすらほとんど見つからなかった。
膝が痛まず完走できるとして、4時間は無理でも5時間はかからないだろう。それでも念のため、関門の閉鎖時間をメモしておいた。15.4km:2時間、20.3km:2時間40分、25km:3時間15分、33.6km:4時間25分、37.3km:4時間55分、39.2km:5時間10分。
前日はアドミラルティのホテルに宿泊した。スタートはチムサーチョイの目抜き通り、ネイザンロード。号砲は8時だが、荷物を預けるのが7時50分までなので7時半に着けば十分だ。ホテルから駅まで直結で5分ほど、アドミラルティからチムサーチョイまでは一駅、チムサーチョイの駅から荷物を預けるトラック待機場所までも5分程度だろう。7時15分くらいに出れば十分だろう。
6時前に起床。コンタクトを装着し、早速テーピングだ。ソーイングセットのはさみで切るのに手間取って作業が進まない。何とか右足を終え、念のため左足もしておこうと着手したところで6時半、朝食開始の時間に。ちょっと歩いて見るが動きにくいことはなく、いい感じだ。マラソン前ということをあまり意識せず、30分ほどで適当に好きなものを食べる。20度を超えて暑くなるとの予報で、塩分不足が心配だったので、少し食卓塩をもらって持っていくことにする。7時過ぎに部屋に戻ってテーピングを完成。トイレを済ませて荷物をまとめて部屋を出たのは7時25分を回っていた。やばいやばい。
朝の人気のないパシフィックプレイス内を駆け抜け、MTRの駅へ。預ける荷物を入れる青い袋を持っている人をちらほら見かける。そんなに急がなくても大丈夫か。
チムサーチョイで降り、地上に出るとランナーがあふれていた。うっすらと日が差している。上はゼッケンをつけた半そでTシャツの上に長袖カーディガン、下は足首までのシャカパンを着ているが、若干暑いくらいだ。周りを見てもみんな半そで半ズボンだ。この時期の香港は平均最高気温が18度程度だとどこかのサイトで見ていたので、寒かったときに備えて長袖シャツを持ってきたが、まったく必要ない。これからは気温が上がる一方だし・・・半ズボンを持ってきておけばよかった。
トラックが止まっているカントンロードへ向かい、荷物を預けてVAAMを飲む。シューズに計測用チップをつけて靴紐を結び、スタート地点へ向かった時には号砲まであと10分を切っていた。
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(つづく)
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