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今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
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 ほんた。少しブランクが空いたがランニング。キロ4分半で行けるところまで行こうとしたら、二キロ少々で右わき腹が痛くなってダウン。ダメだこりゃ。

 それはそうと、シアトル・バンクーバー旅行記のつづき。

 三日目。朝六時過ぎにホテルを出発。枕元にあった有料のミネラルウォーターをサービスだと思い込んで開けてしまったのだが、「精算は不要」とのことでサクッとチェックアウト。帰国後にわかるが、しっかりクレジット精算されていた。

 この日は国境を越えてカナダへ足を踏み入れるのだ。鉄道で。

 シアトルとカナダのバンクーバーの間には一日一往復、「カスケード」(Cascade)という直通列車が走っている。アムトラック(Amtrak)というアメリカの鉄道会社が運行しており、シアトルを7時40分に出て、バンクーバーに11時35分に着くスケジュールだ。

 まだ夜明け前で暗い中、列車が出るキングストリート駅(King Street Station)へ向かう。駅はバスの無料区間の南端なので、うまくバスが来たら乗ってしまおうと思っていたが、案内図に載っていない系統のバスばかり来る。ほとんどのバスが駅近くまで行くのだろうが、運悪く途中で曲がって変なところへ連れて行かれてしまったらたまったものではない。結局、駅まで歩いてしまった。

IMG_4028.JPG 写真で見るとちっぽけな駅に見えてしまうな。もう少し大きな駅だという印象だったのだが。

 ちょうど一時間ほど前に駅に着いた。が、人気が無い。どうも駅の入り口が閉まっているようだ。というより、おそらく正面入り口では無い様子。ここは橋上に当たるので、下りる所がないか・・・と向かって左、東側へ行ってみるが線路を越えてしまう。立ち止まると、後ろから歩いてきたおじさんが西の方を指差して何やら話しかけてきた。聞き取れなかったが、たぶん「あっちが駅の入り口だ」と教えてくれたんだろう。とりあえず、お礼。前日のPalominoのお客さんといい、アメリカ人は親切だな。

 それでも実はこの橋上から駅舎に入れるのではないかと写真の右端のドアへ行ってみるが、やっぱり閉まっている。結局西側の建物沿いに下りることができ、駅の正面にたどり着いた。

IMG_4030.JPG 駅に入るとそこが待合室。日本の地方都市の駅と同じイメージ。だだっ広い空間の真ん中に木の長いすがある。直前にならないと改札が始まらないようだ。南のポートランド行きの列車も出発が近く、それなりにお客さんがいる。

 チケットは一月半ほど前にアムトラックのサイトから予約していた。料金は一定ではなく、予約の混雑状況か何かによって変動するようだ。さらに、PROMOTION CODEを入力する欄があって、どこかでやってるキャンペーンコードを入力すると安くなる。ちょっと調べると、割引コードを集めているサイト「RAIL SERVE」なんてのがあった。ちゃんとソースも載っていて、自分で確認することができる。シアトルのフットボールチーム・シーホークス(SEAHAWKS)のサイトに載っているキャンペーンコードをゲットし、二割引になった。ありがたい。

IMG_4043.JPG 切符売り場で予約番号を告げ、パスポートを提示してチケットを受け取る。座席の割り当てはまだで、7時から改札口近くの特設カウンターみたいなところであるそうだ。二枚目の写真に写っているな。

 五分くらい前から列ができ始めたので、並んで待つ。自分の番になってチケットとパスポートを提示すると、チケットに座席番号を書いてあるシールをくれた。

 改札が開くまでまだだいぶ時間がある。近くにザイガイスト(ZEITGEIST)というカフェがあるので、朝ごはんを買っておこうと行ってみるが、閉まっていた。Junglecityによると日曜朝でも営業しているはずなのに・・・

 戻ってくると切符売り場も席の割り当てカウンターも長蛇の列になっていた。三枚目の写真の手前の機械で、事前に予約してあれば発券できるらしいが、使っている人を殆ど見なかった。


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(つづく)
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 ほんた。シアトル旅行記のつづき。

 幸運にも晴れたので、シアトルの桜の名所・ワシントン大学(University of Washington)へ行くことにする。うまくいけば今回の旅行の時期に見ごろとなることが計画段階からわかっていて、ちょうど出発直前に満開になったのだ。でも雨の中行く気にはならず、行けるとしたらこの二日目の午後しかなかったので本当についていた。

 で、ワシントン大学へ行くバス乗り場を探さなくてはいけない。10年前にボーイングの工場からの帰り道にワシントン大学へ行き、バスでダウンタウンに戻ってきたときは確か地下のバス停で降りたはずだ。ということは、地下のバス停に行けば逆方向の乗り場があるだろう。と、ウェストレイクセンター(Westlake Center)近くで地下への入り口を探すと、なんとシャッターが閉まっている。他の入り口から入れないかとうろうろ探すが、降りられる所はない。そうだ、今日は土曜日だ。地下バス走ってないじゃないか。

 シアトルの町の中心部には地下鉄のように一本のトンネルがあって、その中をトロリーバスが走っている。バス停も地下鉄駅のように地下にある。この地下バス、平日の昼間以外は地上を走るようになっている。もう少しで電車が走るようになるとかで、既に線路まで引いてあるそうだが、その上をバスが走っている。今回は結局利用せず、写真も撮らずじまい。

 じゃあバスがたくさん走っている道へ行って探そう。バス停にある案内図から、70番~75番あたりに乗ればいいことはわかったが、そのバス停の前の道を走っているはずなのにバス停に表示がない。それでも少し歩いていると、70番の停留所を発見。しかも、そんなに待たずにやってきた。

 車窓を眺めていると、ちょっと先に71番その他の系統のバス停を発見。福岡の天神エリアのように、系統によって停留所をずらしてあるようだ。

 30分ほど乗っただろうか、ワシントン大学到着。降りるときにチケットをもらう。このチケットがあれば、追加料金なく乗り換えることができるわけだ。私らは乗り換えるわけではないので必要ないのだが、とりあえずもらえるものはもらっておこう。

 正門と思しき大きな入り口から入り、広いキャンパス内をのんびり歩く。普通に車が走っていて、バス停もある。レンガ造りの立派な建物がある。デジタル一眼レフを手にした人が目に付く。やっぱり桜を撮りにきているのだろう。

IMG_3975.JPG quadと呼ばれる、建物に囲まれた長方形の庭が桜の名所。おー、立派な桜が見事に咲いている。Cherry blossomsですよ。満開だ。大木が多く、見事。

 大勢の人が花見をしている。日本のようにレジャーシートを広げて酔っ払っている人はいないけれども(笑)。ウェディングドレス姿の花嫁らしき人もいる。

 私らもせっかくなので、たまたま近くにいた一眼レフを手にしていた女性に写真を頼んだ。この人に頼んで正解。お願いしたわけではないのに自分からしゃがんでいい構図で撮ってくれた。せっかくの記念写真、お願いする人を選ぶことも大事だね。ありがとうございました。

IMG_4005.JPG 寒かったので座ってボーっとできなかったこと、見ている途中で日が陰ってきてしまったことは残念だった。日本だったらまだ桜は咲かないだろうと思うような気温だ、だって前日は雪だよ、雪。それでも30分以上桜の写真を撮りながら散歩した。

 写真はだいぶ撮った。それほど良い写真はないが、一通り旅行記を書き終わったら4travelの方へ載せようと思う。それにしてもきれいな桜だった。タイミングさえ合えば必見だな。


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(つづく)

 ほんた。シアトル・バンクーバー旅行記の続き。

 パイクプレイス(Pike Place)ではもう一箇所、有名な観光スポットがある。スターバックス(STARBUCKS)1号店だ。

IMG_3922.JPG 10年前に来たときには、日本に進出し始めたばかりで私は見たことがなかったので、ただ「シアトル市内にたくさんあるカフェの1号店」というだけのものだった。帰国後しばらくして、吉祥寺でスターバックスの店舗を初めて見た。その後、緑のロゴは都市部であれば日本中どこでも見られるようになった。

 予想通り、大混雑。店の前でストリートミュージシャンが大勢の客に囲まれながら歌っている。隣のビルの屋上に、なぜか女性のマネキンが。気になる。

IMG_3930.JPG この店のロゴは、おなじみの緑のセイレーンとは違って、開業時の茶色のロゴだ。よく見ると、ちょっと怖いが、このマークがついたグッズはこの店舗限定販売だそうでお土産に人気だそうだ。

 この記事を書いている時点のつい最近、「スターバックス新ロゴに非難」というニュースが出た。この開業時のロゴによく似たデザインに回帰するらしいのだが、このニュースのソースが見つからない。なぜ戻すのか興味があるところだが、本当にロゴを変えるのだろうか。

IMG_3934.JPG 店内はイートインスペースが無く、テイクアウトのみ。気がつきにくいが、入ってすぐのところに1号店であることを示すモニュメントがある。注文するレジとドリンクを作って提供する場所が別の島になっているので、レジから注文を書いた紙コップがドリンクを作る店員へ投げ渡される。お土産は買いたいところだが、まだ今回の行程が始まったばかりで割れたりするのが心配なので、また帰国前に来ることにしてこの日はお預け。


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(つづく)

 ほんた。久々に、シアトル旅行記の続き。

 3月29日二日目、朝の天気は曇り。ゆっくり起きて、11時過ぎてから行動開始。

IMG_3948.JPG まず歩いて向かったのがパイクプレイスマーケット(Pike Place Market)。魚や果物、花などの生鮮品から、服やアクセサリー、レコード、絵などなど色々なお店が集まる市場だ。

 10年前にも来たことを覚えている。確かこの中のどこかのお店で、当時マリナーズにいたランディ・ジョンソンとケン・グリフィー・Jr、それからアレックス・ロドリゲスのTシャツをお土産に買ったはずだ。いや、買おうと探していてランディ・ジョンソンのだけ見つからなかったんだ。店員のオバサンに「ランディ・ジョンソン」のTシャツを探している、と言ったがなかなか通じなくて「レンディ・ジュンスン」と言わないと通じないってことがわかったんだった。

 ところでこの写真はよく晴れているけれど、これは帰りに撮ったもので、着いたときはどんより曇り。シアトルは天気が非常に変わりやすく、一時間少々のうちに急に晴れてきた。

 この「PUBLIC MARKET CENTER」の看板の下は黒山の人だかり、元気のいい魚屋さん。お客さんが注文すると、店先の店員が魚をカウンターにいる店員に放り投げる。

IMG_3938.JPG 実は大混雑なのは魚屋さんだけではなくて、市場全体だった。観光客が殆どなのかどうかは知らないが、非常に活気がある。お花屋さんが結構目に付いたが、観光市場としての役割だけではなく地元の人も使っているのだろうか。

 もちろん食べ物屋さんも多くて、朝ごはん、というかブランチをここで探したわけだが、それはまた次回。



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(つづく)


 ほんた。シアトル・バンクーバー旅行記のつづき。

IMG_4276.JPG SBCモカで体は暖まったが、一向に天気が回復する兆しがない。道路を挟んで反対側に変わった形の図書館があったので、行ってみることにする。写真は後日、晴天時に撮ったもの。

IMG_3838.JPG シアトル公共図書館(The Seattle Public Library)の中央図書館(Central Library)。11階建てのうち、四フロアが開架スペース。非常に広々していて、スーベニアショップもある。日本語の書籍のコーナーには10年以上前の週刊少女漫画雑誌が何冊かあったりしたが、これじゃあストーリーがわからないよなあ。インターネットも使えるようだが、利用者登録が必要なようだ。

 各フロアを結ぶエスカレータが面白く、ライトアップされたモダンな芸術作品が展示されている。

IMG_3839.JPG 一階には、色々な言語で色々な文章の判が床になっているスペースがある。日本語もあった。「その朝、島木朗は四時に目を覚ました。」って何だろう?

 図書館を一通り見終えた頃には、だいぶみぞれも弱くなってきていた。でもまだあちこち行動するにはつらい。一旦ホテルに戻って暖を取る。ロビーの暖炉は優れもの。部屋に戻って一時間ほど経つと、やっと止んだので行動開始。


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(つづく)


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