ほんた。
横田駅伝に参加してきた。米軍横田基地内で行われる、5km×4人のリレー。
過去に1998年、1999年と二度参加したことがある。このときはバイト先のお客さんとチームを作って参加、その人数合わせだった。とはいえ嫌々参加したわけではなく、米軍横田基地なんてなかなか入ってみる機会もないと思い、興味本位で自ら手を挙げていた。このときは計測なんてしてないし、そもそもろくろくトレーニングもしていないしで、記録は大したものではなかっただろう。
今年は草野球チームのメンバーでチームを作って参加。チーム内に何人かランニング好きがいるのであっさり集まるだろうと思って声をかけたら、いきなり本命のデッカちゃんがNGで頓挫。流れるかなあ、と思っていたら締め切り直前に監督さんが乗り気であることが判明(笑)。補欠候補として参加表明していたSoheyさんと、ちふさんに声をかけてチーム完成。
8時20分頃、牛浜駅に到着。ホームから横田基地まで大混雑。基地の入り口も大混雑。IDチェックを受け、荷物チェック。監督さん、ボディチェックに引っかかる。ゼッケンとタスキ、参加賞を受け取って着替える場所を探す。どこの芝生もびっしりだったが、少し歩き回ると空いている所が見つかった。
ここで走る順番を決定。監督さん・ちふさん・Soheyさん・私の順。昨年の情報に基づき、私が「一走は距離が短い、四走は少し長い」と言った結果なのだが、今年はコースが変わっていてみんなおんなじ距離。監督さんすみません。
今回は草野球のユニフォームで走る。上はメッシュなので快適だが、下が汗吸ったり雨が降ったりしたら重くなりそうだ。ベルトはそこまで気にならない。少々目立つが、ピカチュウとかダースベーダーとかスーパーマンとかもっと目立つのはいくらでもいる。
着替えたあとは軽くウォーミングアップがてら基地内を散策。遠目にちょうど離陸する輸送機が見えたが、垂直尾翼がタンクの隙間からなんとか見えた程度。9年前は滑走路脇あたりまで行けたのだが、フェンスができてしまったのか方向が全然違ったのか?スタートしたばかりの5kmランのトップ集団とすれ違う。思ったほどかっ飛ばしてはいなかった。
トイレは評判どおりの長蛇の列。扉の有無で回転が全然違う。気づいた監督さん、ナイスです。
ランニンググッズの販売ブースのほか、ハンバーガーやスポーツドリンクも販売している。スポーツドリンクは体によろしいのかどうか疑わしいような原色のゲータレード。カメラを構えたら、近くにいた外国人さんが販売していた女性の名前を呼んでくれたので、笑顔でピースしてくれた。が、シャッターのタイミングが合わず。
ハンバーガー&ホットドッグ製造工場。うまそうだが、レース前に食べると死んでしまう。レース終了後の楽しみに取っておこう。
他にもおかゆやらスープやらを販売。うまいのかしら?
そうこうしているうちに駅伝のスタート時間が近づく。スタート地点は大混雑だ。もっとも、東京マラソンなんかと比べればこんなの大したことはないのだろうが。時々ポツポツ落ちてきているような気がするが、何とか天気は持ちそうだ。
号砲。監督さんを見送ってトイレの列に並ぶ。もちろん扉が無い方をしっかりチョイス。
トップがスタートしてから15分ほどで戻ってきた。スピードが違う。仮装しているチームが来るとひときわ歓声が大きくなる。二走のちふさんとリレーゾーンで別れ、監督さんを応援すべく最後のストレートへ。25分になるかならないかくらいだったので、あと5分くらいで通過するかなあ、と思っていたら予想に反していきなりやってきた。しかも快調なペース。慌ててカメラのシャッターを押したものの、写ってませんでした(爆)。監督さんを見くびってました、すみません。ナイスランでした。
監督さんを迎えにリレーゾーンへ。芝生の上で休んでました。おつかれさまでした。ここで感想を聞きつつVAAMを飲む。効果があるのかどうか知らないが。
三走のSoheyさんを見送り、さっきの応援地点でちふさんを待つ。ちふさんも私の勝手な予想より早く、笑顔で通過。誰ですか、「何とか30分を切れるくらい」とか言っていたのは(笑)。
いよいよ自分が走る番。ちょっと早めにスタンバイ。リレーゾーンは、ゼッケンの上二桁ごとにタスキ渡しの場所がずらしてある。F1のピットのようだ。ナンバーがマイクで読み上げられているが、ユニフォームは目立つので聞き逃しによるリスクが少なくていい。Soheyさんが鬼の形相でやってきた。手前のリレーゾーンに入りかけたが無事タスキ渡し。
今年はこれまでと違って時計回りのコース。スタートから普段のジョギングのペースを意識する。が、ついつい飛ばしてしまっているようで、どんどん他の走者を抜いていく。監督さんとちふさんを発見した際もポーズを取る余裕がある。最初の1キロ表示までで4分5秒。あり得ないし。これが本当なら2キロもたないだろうが、さすがに距離表示がおかしいでしょ。
給水はスルー。走り始めてすぐにすごいスピードで抜き去って行ったランナーが立ち止まっていた。序盤飛ばすとこれが怖い。
1キロ表示から2キロ表示までで4分30秒。飛ばし気味だろうから、この区間はほぼ正確か。このペースで走る限りはまだまだ余裕がある。ちょうど、私よりほんの少し早いくらいのスピードで私を抜き去った男性ランナーに着いていくことにする。3キロ表示までで4分20秒、4キロ表示までで5分45秒。この区間でも体感のペースは一定、苦しくもない。ただタスキがぶらぶらするのが気になってズボンに挟んだがすぐに外れてしまうので、走りながら短く締めなおす。時々、腕を低い位置で振るように意識する。e3グリップの効果か、腕がしっかり振れるようになっている。
コースはほぼ平坦。建物の間を縫うように走ったり、だだっ広いところを走ったり、離陸したばかりの輸送機が頭上に見えたり、輸送機用の燃料を積むのだろうか、タンク車が留置してあったり。そこまで変化に富むわけではないが、コース上の色々なところで緑色のシャツを着たスタッフの方が応援してくれるのには励まされる。こちらは手を挙げて応えるのがやっとなわけだが。
4キロ手前当たりでお世話になった男性のペースがわずかに落ちてきた。あと一キロちょいならなんとかなるだろう、と4キロ表示を過ぎてペースアップ。呼吸が激しくなるが、まだ若干のゆとりがある。ゴール手前でも監督さん、ちふさん、Soheyさんを発見。ポーズを取る余裕はなし。むしろそんなことを考える余裕もなし。
ゴール手前、最後に曲がったところから全力疾走。最後に数人抜いてゴール。フラフラと横にそれながらゴールした男性と激しくぶつかってしまった。すみません。タスキをその場で返却。バナナを食べる。配っていたアミノバイタルと水を飲む。
時計を止め忘れたので合計の時間はよくわからない。が、本当に五キロあったんだろうか、ちょっと疑わしい。10人くらいに抜かれたが30人くらい抜いたと思う。楽しく走れた。
チーム全体でも当初「二時間を切ればいい」とか言っていたのが嘘みたいだ。記録が楽しみ。
着替えを済ませて基地を後に。ハンバーガーは行列だったので今回は断念。またの機会に。八王子まで移動して安楽亭で打ち上げ。私以外は初めての駅伝だったが、概ね好評だったようでよかった。チームプレーって頑張れるね。なんか実力以上の力が出る気がする。また是非走りましょう。
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