今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
ほんた。北海道マラソンに参加した。三回目のフルマラソンである。例年、30度に達することもある厳しい気候の中、時間制限も四時間と厳しい大会で、いつかは参加してみたいと思っていた大会。今年は五時間に制限時間が緩和され、思わずエントリーしたのはいいが、30度程度になってしまうとキロ6分で20キロ走るのも困難なので志低く完走を目標としていた。
ところが、今年はすごく涼しかった。ニュースによると、「スタート時の天気は曇り、気温21.2度、湿度65%、東の風0・5メートル」とのこと、気候がこれだけ恵まれるとコースも最初の10キロを過ぎればほぼフラット、ちゃんとトレーニングさえしていれば結構いい記録が出たのだろうなあ、とか考える。直前一ヶ月になってあわててトレーニングを開始した感じで、とにかく準備が足りていないのだ。
時間ぎりぎりにスタート地点の中島公園へ着く。荷物を預けてトイレに並び、自分がスタートするブロックへ着く。歩道に会社の同僚がいたので声をかけて少し話す。彼自身は走らないのだが、彼の奥様が私よりはるか前のブロックからスタートする走歴の長いランナーなのだ。
少し前にスタートラインが見える。あまりスタートロスはなさそうだ。
号砲。二分半ほど歩いてスタートラインへ。心拍計をつけていたので、とりあえず序盤は170を超えないように気にしながら走ることにしていた。高校時代に毎日通った幌平橋を渡り、昨年の札幌マラソンのコースを逆走するようにミュンヘン大橋のたもとまで上る。コース中、上り坂らしい上り坂はここと創成トンネル出口だけ。いずれも序盤で、香港や東京に比べるとなんて恵まれたコースだろう。
実家が近い5キロ地点を通過、安定してキロ六分ペース。まだランナーの密度が高く、最初の給水の際にうまく水を取るためにペースを少し上げ、5分30秒~40秒/kmペースに。
南7条橋手前で再び同僚発見、少し並走。彼はこのまま二条市場へ行くとのこと。ああ、ここからなら歩いて行けるか。
橋を渡り切るとほどなく創成トンネル。私が札幌に住んでいた頃には無かった道だ。ちょっと声を出してみるとよく反響するのだが、叫ぶ人はいない(笑)
トンネルを出ると、もうここから先の道はなじみがない。JRより北側へはほとんど行ったことがないのだ。ただ周りのペースに合わせて、5分30秒~50秒のペースで黙々と走り続ける。後半までこのままいければ4時間切りもいけるかもしれない、と計算しつつ。
18キロくらいで折り返してきたトップ、ジェンガとすれ違う。こちらはまだ20キロ手前だというのに、あっちはもう残り10キロを切っている。速いものだ。ここからはすれ違うトップランナーのフォームを見ながらひたすら走る。ある程度トップ選手が通過したあとは、同僚の奥さまを探しながら走る。24キロ付近で発見、声援を送る。東京マラソンのときはあまり気がつかなかったが、すれ違うコースは結構楽しいものだ。
25キロを過ぎて折り返す頃には周囲のペースがだいぶ落ちてきているように感じた。段々と私が抜き去る人が増えてくる。一方、私は脈こそ170台に乗ってしまっていたが足の裏が若干痛い以外は調子がよい。このまま残り10キロあたりまで行ったらペースアップをするか、と考える余裕があるくらいだった。
30キロ通過。ペースは引き続き5分40秒ペース。東京マラソンのときはこのあたりでガクっとペースが落ちたが、まだ若干のゆとりがある。32キロ過ぎ、思い切って5分20秒/キロにペースアップ。このままゴールできればサブフォー達成が可能だ。
35キロを過ぎても、心拍数こそ180に張り付いていたがまだ若干のゆとりがある。このあたりでは私より速く走っている人はほとんどおらず、ほぼごぼう抜き状態でものすごく気持ちがいい。
残り4キロ手前で右足にズキンと鈍い痛みが走る。ストライドを少し縮めて様子を見るが、元に戻そうとすると再び痛みが走る。北大のキャンパスに入る頃にはもう明らかにペースダウン、苦痛に耐えるのが精一杯だった。周りの緑も道庁の赤レンガも目に入らない。
苦痛に顔を歪めながら何とかゴール。ネットで4時間7分ほど、スタートロスが短かったおかげでグロスでは自己新記録だ。サブフォーはまたしてもお預け。もともと今日達成することができるとは考えていなかったが、途中までいい感じだっただけに悔しいものだ。
ゴールではほんこさん、同僚と先にゴールしていた同僚の奥様に会えた。ちょっと立ち話をしていたら汗が冷えて寒いくらいになってしまう、そんな天気だった。
右足については、膝から脛の外側を痛めたような感じで、この日一日は歩くのにも難儀するほどだったが、湿布を貼って寝たら翌朝にはだいぶ楽になっていた。それにしても随分色々なところを痛めるものだ。
心拍とペースのグラフを見ると、38キロあたりからおかしくなって40キロからは苦しんだことがよくわかる。ただ、30キロを過ぎてからペースアップできたことは、我ながらうまくいった。何と言っても後半にごぼう抜き状態になるのはものすごく気持ちがいい。
次のフルマラソンは11月のニューヨークシティマラソン。橋を越えたりするので結構アップダウンがあるらしいが、サブフォー達成目指してがんばろう。
ところが、今年はすごく涼しかった。ニュースによると、「スタート時の天気は曇り、気温21.2度、湿度65%、東の風0・5メートル」とのこと、気候がこれだけ恵まれるとコースも最初の10キロを過ぎればほぼフラット、ちゃんとトレーニングさえしていれば結構いい記録が出たのだろうなあ、とか考える。直前一ヶ月になってあわててトレーニングを開始した感じで、とにかく準備が足りていないのだ。
時間ぎりぎりにスタート地点の中島公園へ着く。荷物を預けてトイレに並び、自分がスタートするブロックへ着く。歩道に会社の同僚がいたので声をかけて少し話す。彼自身は走らないのだが、彼の奥様が私よりはるか前のブロックからスタートする走歴の長いランナーなのだ。
少し前にスタートラインが見える。あまりスタートロスはなさそうだ。
号砲。二分半ほど歩いてスタートラインへ。心拍計をつけていたので、とりあえず序盤は170を超えないように気にしながら走ることにしていた。高校時代に毎日通った幌平橋を渡り、昨年の札幌マラソンのコースを逆走するようにミュンヘン大橋のたもとまで上る。コース中、上り坂らしい上り坂はここと創成トンネル出口だけ。いずれも序盤で、香港や東京に比べるとなんて恵まれたコースだろう。
実家が近い5キロ地点を通過、安定してキロ六分ペース。まだランナーの密度が高く、最初の給水の際にうまく水を取るためにペースを少し上げ、5分30秒~40秒/kmペースに。
南7条橋手前で再び同僚発見、少し並走。彼はこのまま二条市場へ行くとのこと。ああ、ここからなら歩いて行けるか。
橋を渡り切るとほどなく創成トンネル。私が札幌に住んでいた頃には無かった道だ。ちょっと声を出してみるとよく反響するのだが、叫ぶ人はいない(笑)
トンネルを出ると、もうここから先の道はなじみがない。JRより北側へはほとんど行ったことがないのだ。ただ周りのペースに合わせて、5分30秒~50秒のペースで黙々と走り続ける。後半までこのままいければ4時間切りもいけるかもしれない、と計算しつつ。
18キロくらいで折り返してきたトップ、ジェンガとすれ違う。こちらはまだ20キロ手前だというのに、あっちはもう残り10キロを切っている。速いものだ。ここからはすれ違うトップランナーのフォームを見ながらひたすら走る。ある程度トップ選手が通過したあとは、同僚の奥さまを探しながら走る。24キロ付近で発見、声援を送る。東京マラソンのときはあまり気がつかなかったが、すれ違うコースは結構楽しいものだ。
25キロを過ぎて折り返す頃には周囲のペースがだいぶ落ちてきているように感じた。段々と私が抜き去る人が増えてくる。一方、私は脈こそ170台に乗ってしまっていたが足の裏が若干痛い以外は調子がよい。このまま残り10キロあたりまで行ったらペースアップをするか、と考える余裕があるくらいだった。
30キロ通過。ペースは引き続き5分40秒ペース。東京マラソンのときはこのあたりでガクっとペースが落ちたが、まだ若干のゆとりがある。32キロ過ぎ、思い切って5分20秒/キロにペースアップ。このままゴールできればサブフォー達成が可能だ。
35キロを過ぎても、心拍数こそ180に張り付いていたがまだ若干のゆとりがある。このあたりでは私より速く走っている人はほとんどおらず、ほぼごぼう抜き状態でものすごく気持ちがいい。
残り4キロ手前で右足にズキンと鈍い痛みが走る。ストライドを少し縮めて様子を見るが、元に戻そうとすると再び痛みが走る。北大のキャンパスに入る頃にはもう明らかにペースダウン、苦痛に耐えるのが精一杯だった。周りの緑も道庁の赤レンガも目に入らない。
苦痛に顔を歪めながら何とかゴール。ネットで4時間7分ほど、スタートロスが短かったおかげでグロスでは自己新記録だ。サブフォーはまたしてもお預け。もともと今日達成することができるとは考えていなかったが、途中までいい感じだっただけに悔しいものだ。
ゴールではほんこさん、同僚と先にゴールしていた同僚の奥様に会えた。ちょっと立ち話をしていたら汗が冷えて寒いくらいになってしまう、そんな天気だった。
右足については、膝から脛の外側を痛めたような感じで、この日一日は歩くのにも難儀するほどだったが、湿布を貼って寝たら翌朝にはだいぶ楽になっていた。それにしても随分色々なところを痛めるものだ。
心拍とペースのグラフを見ると、38キロあたりからおかしくなって40キロからは苦しんだことがよくわかる。ただ、30キロを過ぎてからペースアップできたことは、我ながらうまくいった。何と言っても後半にごぼう抜き状態になるのはものすごく気持ちがいい。
次のフルマラソンは11月のニューヨークシティマラソン。橋を越えたりするので結構アップダウンがあるらしいが、サブフォー達成目指してがんばろう。
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