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今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
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 先週の水曜日・・・2月7日、仕事が終わったあと、自治体の無料開放講座に参加して参りました。「ベトナム最新事情」と銘打った講義の第二回目、テーマは「ベトナムの政治と安全保障」。ちなみに第一回目は「ベトナムの地理と歴史」でしたが、参加できませんでした。

 順不同のまとめ。

(プラス)
・国家を率いる人は三人いるが、改革派と保守派とバランスよい。若干改革側に向いているか。
・ビジネスマンが国政に出てくる流れが加速しそうな雰囲気。
・外国企業に対する優遇税制。
・需要と供給による価格決定意識が浸透。
・最終目標は完全な社会主義国家とは言え、現状の市場主義を捨てることはないと考えられる。
・2006年党大会、人事において初めて民主的なステップ(投票)を踏もうという動きが起きた
・2007年一杯まで株式譲渡益課税ゼロ。
・南部の経済出身者の重用が始まっている
・ハノイへのインフラ投資はまだまだ進む。経済の中心ホーチミンへのインフラ投資は大幅に不足。
・カンボジアとの国境問題は解決しつつある。
・イラク戦争時の外交政策の判断ミス以来、親米態度が鮮明に。

(マイナス)
・共産党が行政へ注文をつける構図は今も変わっていない。
・行政は日本以上に横の連携がなく、省庁間で矛盾する政策をしばしば出す。
・「とりあえずやってみて駄目なら撤回」的政策(プラス面もあるか?)。
・外国企業優遇税制、突如廃止の懸念。
・少数民族問題
・土地が国有、官僚への払い下げ問題
・2006年の上場ブームの反動(2006年までに上場すれば法人税減免措置があったため)
・株式市場の過熱化
・食べ物と乗り物は安いが土地をはじめ実は物価が高い
・南沙諸島・西沙諸島の国境問題

(どっちに転ぶか?)
・複数政党制への可能性(共産党内でホーチミン思想の解釈が割れている)
・国土の均一な発展が崩れつつある。
・経済の中心であるホーチミンより政治の中心であるハノイを優先する政策

 講師の方は若い方で、農業専攻の方。意外と話が面白く、あっという間の二時間でした。ちなみに聴講者はやはりリタイアしたばかり、というような壮年男性が多かったように思います。私くらいの若さの方は二、三人だったかな。

 私を含め、ベトナム株ブームに対する興味から参加している聴講者がかなりいると思われ、講師の方もそのあたりの話を交えながら講義してくださる。ビナミルクと石油公社以外の国営企業はそんなに投資価値があるのか疑問だとおっしゃっておりました。

 最近のベトナムファンドの上昇率(例えばJF Vietnam Opportunities Fundとか)を見ているとさすがに興味は出ますが・・・昨年のインドみたいに調整が入ったところで買いたいところ。

 ・・・あ、HSBCのネットバンキングじゃこのファンド買えないらしいorz
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