今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
ほんた。正月休みがあっという間に終わっていく・・・。ニューヨークシティマラソン完走記のつづき。
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クイーンズボロブリッジを渡り終えたあと、ループ状に橋の下をくぐる。この時の橋の眺めがものすごくよかったのだが、残念ながら携帯カメラを取り出す元気がなかった。今考えると立ち止まってでも撮っておくべきだった。その後間もなく、給水の度に立ち止まるようになるのだから。
ひたすら一番街を北上。7車線もある広い道路が5キロ以上まっすぐ。道の両側は鈴なりの人・人・人。ところどころのちょっとした上りがきつく感じる。
北海道マラソンと同様、基本的にエイドには水とスポーツドリンク(ゲータレード)しかなかった。ただ、30キロ手前にパワージェルを配っているエイドがあったので、一個もらう。
30キロ、3時間ちょっと。このあたりから、給水の度に歩くようになる。一度止まるともう走り出せないのでは、と思っていたが意外にも大丈夫だった。もちろん、膝の痛みは消えないが。
橋を渡ってブロンクスへ入ったと思ったらわずか一キロ少々で再びマンハッタンへ戻る。今回のマラソンで橋を何度か渡ったけれど、オレンジ色のマットが敷かれている橋がいくつかあった。そのマットの下は金網で、マラソンの時だけ高所恐怖症の人のために敷かれているのだろうか。私も高いところは苦手なので、マットの端からのぞく水面をなるべく見ないように走る。
このブロンクスと、マンハッタンの北部のハーレムと言われるエリアは、治安が悪いとの評判。こんなイベントだからこそ通ることができる貴重な機会と考えていた。が、日が差してきたせいもあるか、そこまで悪い街並みではないような感じで少し拍子抜けした。このブロンクスの沿道にいた日の丸を持ったおばさんから「頑張れ~!」と声援を送ってもらったのが印象に残っている。今まで沿道に日本人はところどころいたが、明らかに自分に向けて声援を送ってもらったことはなかったからだ。
35キロ、3時間40分。ペースが落ちているのは間違いないが、思ったほどには落ちていない。これなら5時間近くかかった香港マラソンよりずいぶん早くゴールできそうだ。
マーカス・ガーベイ・パーク(Marcus Garvey Park)の脇で、「地球を走ろう」と書いた旅行会社のバッジを付けて苦しそうに走っている女性を追い越す。私に追い越されるということはもう止まりそうなくらいということだ。どれくらいの方がパッケージツアーで参加しているのだろうか。
いよいよゴールのセントラルパークが見えた。観衆がぐっと増え、「ああ間もなくゴールだ」と考える。とは言ってもこの公園は南北に長く、実はゴールまでまだ5キロ以上ある。
しばらく公園の横を走り、途中から公園の中へ。この公園の中のアップダウンが結構こたえる。しかし公園の中も観衆が多い。これは多少きつくても止まれないぞ。40キロ、4時間18分弱。
公園の南端まで来て一度外に出ると、前日にフレンドシップランで経験済みのコースとなる。「いよいよ終わってしまうのだなあ」という実感が湧いてくる。コロンバスサークルから再び公園内に戻り、程なくゴールが見えた。4時間34分11秒。
ゴール後、寒さよけのアルミホイルのようなビニールシートを受け取り、ベーグルや飲み物の入った袋を受け取り、スタートで預けた荷物を受け取るまでが大渋滞。完走後だとういうのに倒れ込んでしまって救護フタッフの世話になる人もちらほら目につくほど。公園出口近くで場所を見つけて着替え、隣に来たフランス人と「おめでとう!」と言葉を交わして公園を出た。
結局右膝の痛みが出てしまったのは非常に残念だが、それでも終始楽しく走れた。五大マラソンってみんなこんな感じなのだろうか。またニューヨークを走るかどうかはわからないけれど、五大マラソンすべてで完走することを目標にしても面白いかもしれないと思う。
より大きな地図で 20091101NYCマラソン を表示
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クイーンズボロブリッジを渡り終えたあと、ループ状に橋の下をくぐる。この時の橋の眺めがものすごくよかったのだが、残念ながら携帯カメラを取り出す元気がなかった。今考えると立ち止まってでも撮っておくべきだった。その後間もなく、給水の度に立ち止まるようになるのだから。
ひたすら一番街を北上。7車線もある広い道路が5キロ以上まっすぐ。道の両側は鈴なりの人・人・人。ところどころのちょっとした上りがきつく感じる。
北海道マラソンと同様、基本的にエイドには水とスポーツドリンク(ゲータレード)しかなかった。ただ、30キロ手前にパワージェルを配っているエイドがあったので、一個もらう。
30キロ、3時間ちょっと。このあたりから、給水の度に歩くようになる。一度止まるともう走り出せないのでは、と思っていたが意外にも大丈夫だった。もちろん、膝の痛みは消えないが。
橋を渡ってブロンクスへ入ったと思ったらわずか一キロ少々で再びマンハッタンへ戻る。今回のマラソンで橋を何度か渡ったけれど、オレンジ色のマットが敷かれている橋がいくつかあった。そのマットの下は金網で、マラソンの時だけ高所恐怖症の人のために敷かれているのだろうか。私も高いところは苦手なので、マットの端からのぞく水面をなるべく見ないように走る。
このブロンクスと、マンハッタンの北部のハーレムと言われるエリアは、治安が悪いとの評判。こんなイベントだからこそ通ることができる貴重な機会と考えていた。が、日が差してきたせいもあるか、そこまで悪い街並みではないような感じで少し拍子抜けした。このブロンクスの沿道にいた日の丸を持ったおばさんから「頑張れ~!」と声援を送ってもらったのが印象に残っている。今まで沿道に日本人はところどころいたが、明らかに自分に向けて声援を送ってもらったことはなかったからだ。
35キロ、3時間40分。ペースが落ちているのは間違いないが、思ったほどには落ちていない。これなら5時間近くかかった香港マラソンよりずいぶん早くゴールできそうだ。
マーカス・ガーベイ・パーク(Marcus Garvey Park)の脇で、「地球を走ろう」と書いた旅行会社のバッジを付けて苦しそうに走っている女性を追い越す。私に追い越されるということはもう止まりそうなくらいということだ。どれくらいの方がパッケージツアーで参加しているのだろうか。
いよいよゴールのセントラルパークが見えた。観衆がぐっと増え、「ああ間もなくゴールだ」と考える。とは言ってもこの公園は南北に長く、実はゴールまでまだ5キロ以上ある。
しばらく公園の横を走り、途中から公園の中へ。この公園の中のアップダウンが結構こたえる。しかし公園の中も観衆が多い。これは多少きつくても止まれないぞ。40キロ、4時間18分弱。
公園の南端まで来て一度外に出ると、前日にフレンドシップランで経験済みのコースとなる。「いよいよ終わってしまうのだなあ」という実感が湧いてくる。コロンバスサークルから再び公園内に戻り、程なくゴールが見えた。4時間34分11秒。
ゴール後、寒さよけのアルミホイルのようなビニールシートを受け取り、ベーグルや飲み物の入った袋を受け取り、スタートで預けた荷物を受け取るまでが大渋滞。完走後だとういうのに倒れ込んでしまって救護フタッフの世話になる人もちらほら目につくほど。公園出口近くで場所を見つけて着替え、隣に来たフランス人と「おめでとう!」と言葉を交わして公園を出た。
結局右膝の痛みが出てしまったのは非常に残念だが、それでも終始楽しく走れた。五大マラソンってみんなこんな感じなのだろうか。またニューヨークを走るかどうかはわからないけれど、五大マラソンすべてで完走することを目標にしても面白いかもしれないと思う。
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