ほんた。まだ香港旅行記がつづく。
ショッピングモールPacific Placeや西武百貨店に立ち寄って、アドミラルティ(金鐘)からMTRでヤウマティ(油麻地)へ。通菜街、通称「女人街」へ行ってみた。女性向けの服やらアクセサリーやらを中心に、色々な露店が両側から張り出している通りだ。駅の辺りを含め、この周辺エリアは大勢の人で賑わっていた。
入り口には日本語で「女人街へようこそ」と書かれた横断幕。すぐ隣には香港名物、高層階まで竹の足場が組まれた古いビルがあった。
通りに入ってみる。チャイナドレスやアクセサリーなんかはやっぱり目に付くが、意外とスポーツライクな服や鞄などもあり、男性は楽しめないということはないと思う。観光客っぽい壮年の集団や中高生くらいの若い女性が多かった。
この通りの一本隣の通り、花園街は「スニーカー街」とも呼ばれているくらい、スニーカー屋さんが多い。今回の旅行で履いてきたスニーカーは、2006年の夏に初めて香港に行った時に購入した27cmのアディダスでもうボロボロだったので、ここで新しいスニーカーを買うことにした。あまり靴にこだわりが無いので、二三件見て安いラインの相場を確認した後、適当なお店で適当なスニーカーに足入れ。少し窮屈な感じがしたがサイズが小さいはずはなかったので、同じサイズのアディダスのものを出してもらう。履いてみるとよい感じだったので、購入決定。確か日本円で4,000円程度だったと思う。若干安いような気がしたが香港中が安いので、本当にこのエリアが安いのかは疑わしいと思う。
この辺りは他にも色々なスポーツショップや食べ物屋さんが所狭しと並んでいて、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。適当なところで買ったばかりの靴に履き替えた。歩いてしばらくすると、随分ぶかぶかなような気がした。サイズを見ると「28.5」って書いてある。そりゃぶかぶかなわけだ。まあこの靴でスポーツするわけではないし、これまでもずっと大きめの靴を履いているのでかまわないのだが。
女人街や花園街はMTRの駅で二駅分続いている。今回はちょうど南の端から入って真ん中まできた所で、タイムアップ。もっと北には金魚街と呼ばれるエリアもあって少し興味があったが、またの機会に。
(つづく)
ほんた。香港旅行記のつづき。
文武廟のすぐ近くにあるお茶屋さん、茶縁坊(Cha Yuen Fong Tea Room)へ行く。茶葉を買うことも今回の旅の目的の一つ。
店内には先客はいなかった。広くない店内に店員さんが二人、おばさんとお兄さん。物色しているとそっと試飲を勧めてくれた。うまい。椅子を勧めてくれたので、さらに試飲させてもらう。目の前で淹れてくれる。香りも味もすばらしい。
店員さんはちょっと日本語も話せる。かといって、積極的に営業攻勢をかけてくる風でもなく、静かにお茶を勧めてくれる。ちょっと静か過ぎるが、居心地は悪くない。ああ、ここは喫茶店じゃなかった(笑)。試飲させてもらったジャスミン茶とウーロン茶を購入。おまけでバラの香りがするウーロン茶も頂いてしまった。少量のパックがあるので、複数の種類の茶葉を購入できるのもありがたい。
茶器も置いていたのだが、これからもいくつか別のお店を巡るということで購入せず。結果的にここで買っておけばよかったと後悔することになる。
少し坂を下ると通称「キャットストリート」と言われる摩羅上街(Upper Lascar Row)に出る。所狭しと骨董品のお店が並んでいる道だ。そこそこ賑わっている。
さらに坂を下ってまたお茶屋さん、林奇苑茶行へ。さっきのお店より広い店内に、3~4人の店員さん。ここでも試飲させてもらった。奥にはパッケージか何かの作業をしている作業場があって、もっと多くの従業員がいる様子。日本人の先客がいた。店員さんの日本語は流暢で、さっきのお店と違って話が止まらない。なんでも春のお茶と秋のお茶があって、今時期は秋のお茶がお勧めだとか、話は色々聞いたものの忘れてしまった・・・ここでもお茶を購入。
続いてトラムでアドミラルティ(金鐘)へ。乗ったはいいが、道が渋滞していて全然進まない。痺れを切らして途中で降りてしまう人が出る。だいたい、こういう人が出ると急に動き出すものだが、今回もそうだった。
今回の旅行で何度となく使っているアドミラルティの電停で降りるつもりだったが、車内がものすごく混んでいて降りるのに間に合わず、一つ先の電停まで行くことになってしまった。混雑でトラムが続いており、連結している電車みたいだ。
ちょっと歩いて戻って、明茶房(MING CHA)へ。前の二軒と異なり、モダンテイストな店内と商品。贈答品にはいいのだろうが、私が求めている普段使いのお茶としては少々お高い。結局、物色しただけで終了。
今度香港に行ったときは、是非また茶縁坊に行きたいと思った。なかなか茶器も買えないままだなあ。
当たり前といえばそうなのだが、どこのお茶屋さんも非常にたくさんの種類がある。店員さんお勧めのお茶を試飲して買うのももちろんいいが、自分から銘柄を指定して試飲して大量に買う・・・なんて一度やってみたい。
(つづく)
ヒルサイドエスカレーターをSOHOと呼ばれるエリアで降りる。欧風の店が多く、西洋人の割合が増える。※SOHO・・・South Of HOllywood road らしい。
どこのお店も混んでいた。何か食べようかと思いながらも、まだそこまで空腹感を覚えず素通り。
途中、興祥富記という陶器のお店に立ち寄る。特に広くも無い店内と店先にちょっと埃をかぶったような食器やら花瓶やらが山積みにされている古いお店。安い。埃なんかは洗えば落ちる。しかし、まだ当分ホテルに戻ることなく歩き回ることを考えると、重いし割れ物だし・・・結局何も買わずじまい。
続いて近くのlianca CENTRALへ。香港発の革製品のブランドだそうだが私は知らない。坂の途中にある入り口から入ると、狭い店内に革の香りが立ち込めている。色々物色するが、残念ながら何も買わずじまい。
続いてこれまた近くのG.O.D(住好的)へ。家具から文房具まで扱う雑貨屋さん。香港テイストあふれる小物を色々扱っていて、見ていて楽しいお店だ。前日晩御飯を食べたコーズウェイベイ(銅鑼湾)の何洪記の近くにも別の店舗があったが、閉店時間が近かったこともありゆっくり見ることができなかったのだ。ここでは香港の新聞の求人欄っぽいデザインのマウスパッドを購入。お土産を物色するのにもいいお店だと思う。
(つづく)
ヒルサイドエスカレーターへ向かう。全長800メートル、高低差135メートルで世界最長のエスカレーター。端から端まで20分以上かかるそうだ。ただし、一本の長い長いエスカレーターで一度乗ったら20分乗りっぱなし、というわけではなく、23基のエスカレーター(うち3基は動く歩道)が続いている。
・・・これで世界一を名乗って問題ないのだろうか?
香港政府運輸署が管理。上の方に住んでいる人(ちょっと所得が高い層)の利便性を考えて作られたそうで、朝6時から10時までは下り、10時20分以降は終日上りの単線運転。この間の20分で方向転換をするのだろう。
私は今回初めて乗った。ちょうどお昼時だったためか、混雑している。上っていく人が途切れない。スピードは日本の平均的なエスカレーターのスピードと変わらない。ちなみに、香港の地下鉄MTRのエスカレーターは驚くほど速い。
乗ったエスカレーターは5基程度だっただろうか。一番上まで上がっても何も面白いものは無いらしい。
(つづく)
01 | 2025/02 | 03 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
記事タイトル一覧
[PR]
<< Back | Next >> |
*2*3*4*5*6*7*8*9*10*11*12* |