ほんた。二年連続で同じカードとなった日本シリーズ。今日の初戦は、初回のセギノールの一発をダルビッシュが完投で守りきってファイターズ勝利。全然打てないが先発投手が守りきる、まさにファイターズらしい野球だ。
さて、台湾旅行記の続き。もう三ヶ月近く経ってしまうなあ。
台北101からシャトルバスで市政府駅へ着いた時には土砂降りの雨。この後、士林夜市へ行く予定だった。夕立は移動している間に止むだろうと思い、MRTで剣潭へ。もし雨が止んでいなかったら明日に延期することにする。24元(約85円)だが、改札出て地上へ行って雨だったらもったいないなあ・・・と思っていたら、剣潭の手前で地上に出た。外は相変わらずの大雨。すごすごと引き返す。
善導寺駅から徒歩三分ほどの徳也茶喫で夕食。茶葉料理、お茶の葉っぱを使った料理のお店だ。結構有名なお店のようだったので、もし満席だったら雨の中別のお店を探して歩くの嫌だなあ、と心配していた。運良く席が空いていた。料理と食後のお茶のセットを注文する。店員さんは片言の日本語を話すことができた。
しばらくして出てきた茶葉料理。鍋に茶葉らしきものが入っているのはわかるが、その他はよくわからない。入ってないのかもしれない(笑)。味は、普通にうまい。味の解説はそんなにグルメじゃないのでご勘弁を。ほんこさんは豚の角煮と麺のセット。
さて、食後のお茶。結構な種類のお茶から選ぶことができた。ほんこさんはバラウーロンを注文。私はプーアル茶の中から一番高いものを選ぶ。飲み方も選ぶことができ、功夫式と何とか式とから選ぶことができた。どう違うのか聞くと、「難しいのと簡単なの」とこと。迷わず難しい功夫式を選ぶ。
なにやら色々な道具が準備された後、丁寧に淹れ方を教えてくれた。
1.左の写真左手前の茶荷から茶葉を茶壷(小さい急須)へ入れる。
2.お湯を茶壷へ注ぐ。あふれるほど注ぎ蓋をして20秒だったか待ち、右奥の茶海へ全部注ぐ。
3.茶海から中央手前左の聞香杯と中央手前右の茶杯へ注ぐ。
4.聞香杯と茶杯のお茶を茶壷の上からかけて捨てる。茶海に残ったお茶も同じくかける。一杯目は飲まないのだ。
5.聞香杯に残った香りを楽しむ。
6.お湯を茶壷へ注ぐ。二杯目は30秒ほどだったか待ち、茶海へ全部注ぐ。三杯目は40秒、というように待ち時間が10秒ずつ長くなり、五杯目までいける。
7.茶海から聞香杯へ注ぐ。
8.聞香杯から茶杯へ注ぐ。
9.聞香杯の香りを楽しむ。茶杯のお茶を頂く。
10.7~9を繰り返す。茶海の茶が無くなったら6へ戻る(三杯目)。
お茶の種類によってちょうどいい待ち時間は違うのだろう。お湯は常に熱湯。アルコールランプに火をつけっぱなしにしてくれる。手間暇かけているからというのもあるのだろうが、これはいい。香りを楽しむなんて、なんと優雅なことか。茶海に移してしまうからまったり飲んでも渋くならないし。淹れるのも片付けも面倒ではあるが、それでも家に欲しくなった。
店内は小ぎれい。入り口正面に見えるキッチンが非常に家庭的な雰囲気を醸し出している。落ち着いていて、のんびりできる空間だ。周りの客もみんな長居している。5人の店員も隣のテーブルでお茶を始めた。こんなところは台湾らしい。心地よいひと時。20時頃から23時頃まで、三時間も文字通りお茶をしていた。二人で830元(約3,000円)。
茶葉や茶器の販売も行っていた。迷ったが、まだ二日目なのでお土産は買わずじまい。この後適当なお土産を見つけることができず、激しく後悔することになる。
店を出たときには、雨が上がっていた。ホテルは一つ隣の駅なので、MRTを使わず歩くことにする。前日見たチャレンジャー事故のドキュメンタリーの後半を見て就寝。
(つづく)
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