今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
ほんた。志賀高原へ日帰りスキーに行ってきた。ほんこさん置き去りにして。
今シーズンの初滑り、というだけでなく、三シーズンぶりになる。社会人になってから、六年でおそらく四回しかスキーへ行っていない。自分が高校に入った時に買った十年戦士のブーツ、父が使っていたスキーウェア、弟がスキーに目覚めた板・・・道具は実家からありものを送ってもらっておいた。大学時代からの付き合いで、今は仕事上でも大変お世話になっている友人とその奥様と三人で行ってきた。
今年は記録的な暖冬の上降雪も少なく、東京では観測史上初の雪なしになる可能性があると巷間では取りざたされている。志賀高原への道程でも、信州中野インターで高速道路を降りてもあたりに雪はなかった。三年前の三月に来たときにはもうこのあたりは積雪があったのだが。さすがにスキー場へ上って行くにつれて路傍に雪を目にするようになり、いつの間にかあたり一面銀世界となった。
志賀高原は二回目。複数のスキー場が隣接していて行き来できるのだが、今でもコースがよくわからない。雪質はハイシーズンにしてはいまいちと言わざるを得ないものだったが、昨夜から雪だったのだろう、若干の新雪が積もっていたし、標高の高いエリアはなかなかよかった。一日中小雪が舞い、時折強い風が吹く。午後になると気温が急激に下がり、寒かった。
三年のブランクがあったにしては、思ったより技術の衰えはなかった。失うほどの技術なんか無いわけだが。
ただ、体力の衰えは感じざるを得ない。頂上から麓まで休みなく滑り続け休憩はリフトで取る、なんて芸当はもうできまい。朝九時頃から、途中一時間程度の食事をはさんで夕方三時過ぎまで、20本以上滑ったが、最後の方は左足が言うことを聞かなくなった。
温泉に立ち寄って帰ってきたのは10時頃。泊まりでゆっくり行くのがいいが、それは無理でも今シーズンもう一度くらい行きたいものだ。やはりスキーは楽しい。
今シーズンの初滑り、というだけでなく、三シーズンぶりになる。社会人になってから、六年でおそらく四回しかスキーへ行っていない。自分が高校に入った時に買った十年戦士のブーツ、父が使っていたスキーウェア、弟がスキーに目覚めた板・・・道具は実家からありものを送ってもらっておいた。大学時代からの付き合いで、今は仕事上でも大変お世話になっている友人とその奥様と三人で行ってきた。
今年は記録的な暖冬の上降雪も少なく、東京では観測史上初の雪なしになる可能性があると巷間では取りざたされている。志賀高原への道程でも、信州中野インターで高速道路を降りてもあたりに雪はなかった。三年前の三月に来たときにはもうこのあたりは積雪があったのだが。さすがにスキー場へ上って行くにつれて路傍に雪を目にするようになり、いつの間にかあたり一面銀世界となった。
志賀高原は二回目。複数のスキー場が隣接していて行き来できるのだが、今でもコースがよくわからない。雪質はハイシーズンにしてはいまいちと言わざるを得ないものだったが、昨夜から雪だったのだろう、若干の新雪が積もっていたし、標高の高いエリアはなかなかよかった。一日中小雪が舞い、時折強い風が吹く。午後になると気温が急激に下がり、寒かった。
三年のブランクがあったにしては、思ったより技術の衰えはなかった。失うほどの技術なんか無いわけだが。
ただ、体力の衰えは感じざるを得ない。頂上から麓まで休みなく滑り続け休憩はリフトで取る、なんて芸当はもうできまい。朝九時頃から、途中一時間程度の食事をはさんで夕方三時過ぎまで、20本以上滑ったが、最後の方は左足が言うことを聞かなくなった。
温泉に立ち寄って帰ってきたのは10時頃。泊まりでゆっくり行くのがいいが、それは無理でも今シーズンもう一度くらい行きたいものだ。やはりスキーは楽しい。
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ほんた。今日は、午前中会社を休んで株主総会へ行ってきた。マヨネーズのキユーピーだ。11月決算なので、この時期に株主総会がある。
会場は東京プリンスホテルパークタワー。あいにくの雨だったが、浜松町からてくてく歩く。10時開会だったが、9時半前には着いてしまった。建物入り口から会場まで、至る所に社員がいてにこやかに挨拶してくれる。私なんか、数百株持ってる程度、全然偉くないのに。
受付で持参した葉書と首から提げる受付証を引き換え。ミネラルウォーターのサービスがあったので頂く。
会場は芸能人が結婚式するような広いところだった。椅子がずらっと並べてあるが、あと30分で始まるというのに前方五分の一も埋まっていない。誘導に従って座席に着く。始まるまでうとうと・・・
「まもなく開会時刻となりますが、受付が大変混雑していますので開会を10分遅らせていただきます」とのアナウンス。ふと後方を見ると、いつの間にか株主様がびっしり、ご着席遊ばされている。
程なくして開会。今日はなんと約3千人も来ているとのこと。社長から、昨期の状況や中期経営計画の概要について説明。「コブサラダ」はコブさんによって作られたんだそうな。
質疑に入る。あちこちで手が挙がる。思っていたほどへんてこな質問はなかった。六~七人の質問が終わった頃、社長が議題に限った質問に制限しようとしたところ、後方から「まだ質問がある!」との大声でのアピール。もうしばらく質疑が続く。アピールした人の質問もまっとうな内容で、いわゆる荒れたシーンはなかった。
疑問に思っていることがある。株主は、自分の会社のことをなんと呼ぶのだろうか。「当社」なのか「御社」なのか。今日質問に立った人は半々くらいで使っていた。「御社」と使いたいところをぐっと抑えて「当社」とするのが正解なような気がするが実際はどうなのだろう。
実は、もし質問が少ないようなら、今の自分の仕事と関係することを私も質問するつもりでいた。他社の社内的な取り組みはなかなか知るチャンスなどない。まあまたの機会だ。
ここでまた一つ疑問が。いったいどのレベルまで答えてもらえるのだろうか。当然、極秘裏に進行中のアライアンスについてなど、答えることはないだろう。では社外秘で従業員しか知らない現場マニュアルの内容だったらどうだろうか。セクハラ相談室の利用者数とか。
採決へ。賛成の場合は拍手をするわけだが、拍手しない人はいても「反対!」なんて大声を張り上げる人はいない。「賛成多数で・・・」って拍手で判断しているのだろうが、これっておかしくないか?国連じゃないんだから、一人一票ではない。持分が即ち投票権だ。大多数の株主が賛成しても、大株主が反対すれば否決されてしまう、そんな世界のはずだ。議案の中には、「退任する監査役に対する慰労金を贈呈するが、時期も金額も監査役協議にまかせろ」なんてものがあった。もしかしたら、反対している人があちこちでいるかもしれない。その人が何株持っているかなんてわからないのに、気がつかないふりをして「賛成多数で・・・」なんて決めてしまうのだろうか。これではガバナンスが効かない。どこの会社も一緒なのだろうか。
#まあ実際はメインバンクとか大株主には事前にネゴしているのだろうが。
12時頃、閉会。帰りに受付証と引き換えでお土産をもらう。
マヨネーズとドレッシング。去年はさらにパスタソースがついていた、と聞いたが・・・まあ電車賃代わりとしてはいいだろう。さらに株主優待と配当金がもらえるわけで。
別の会社の臨時株主総会の招集通知が来てたな・・・お土産とかなさそうだがどうしようか(藁)
会場は東京プリンスホテルパークタワー。あいにくの雨だったが、浜松町からてくてく歩く。10時開会だったが、9時半前には着いてしまった。建物入り口から会場まで、至る所に社員がいてにこやかに挨拶してくれる。私なんか、数百株持ってる程度、全然偉くないのに。
受付で持参した葉書と首から提げる受付証を引き換え。ミネラルウォーターのサービスがあったので頂く。
会場は芸能人が結婚式するような広いところだった。椅子がずらっと並べてあるが、あと30分で始まるというのに前方五分の一も埋まっていない。誘導に従って座席に着く。始まるまでうとうと・・・
「まもなく開会時刻となりますが、受付が大変混雑していますので開会を10分遅らせていただきます」とのアナウンス。ふと後方を見ると、いつの間にか株主様がびっしり、ご着席遊ばされている。
程なくして開会。今日はなんと約3千人も来ているとのこと。社長から、昨期の状況や中期経営計画の概要について説明。「コブサラダ」はコブさんによって作られたんだそうな。
質疑に入る。あちこちで手が挙がる。思っていたほどへんてこな質問はなかった。六~七人の質問が終わった頃、社長が議題に限った質問に制限しようとしたところ、後方から「まだ質問がある!」との大声でのアピール。もうしばらく質疑が続く。アピールした人の質問もまっとうな内容で、いわゆる荒れたシーンはなかった。
疑問に思っていることがある。株主は、自分の会社のことをなんと呼ぶのだろうか。「当社」なのか「御社」なのか。今日質問に立った人は半々くらいで使っていた。「御社」と使いたいところをぐっと抑えて「当社」とするのが正解なような気がするが実際はどうなのだろう。
実は、もし質問が少ないようなら、今の自分の仕事と関係することを私も質問するつもりでいた。他社の社内的な取り組みはなかなか知るチャンスなどない。まあまたの機会だ。
ここでまた一つ疑問が。いったいどのレベルまで答えてもらえるのだろうか。当然、極秘裏に進行中のアライアンスについてなど、答えることはないだろう。では社外秘で従業員しか知らない現場マニュアルの内容だったらどうだろうか。セクハラ相談室の利用者数とか。
採決へ。賛成の場合は拍手をするわけだが、拍手しない人はいても「反対!」なんて大声を張り上げる人はいない。「賛成多数で・・・」って拍手で判断しているのだろうが、これっておかしくないか?国連じゃないんだから、一人一票ではない。持分が即ち投票権だ。大多数の株主が賛成しても、大株主が反対すれば否決されてしまう、そんな世界のはずだ。議案の中には、「退任する監査役に対する慰労金を贈呈するが、時期も金額も監査役協議にまかせろ」なんてものがあった。もしかしたら、反対している人があちこちでいるかもしれない。その人が何株持っているかなんてわからないのに、気がつかないふりをして「賛成多数で・・・」なんて決めてしまうのだろうか。これではガバナンスが効かない。どこの会社も一緒なのだろうか。
#まあ実際はメインバンクとか大株主には事前にネゴしているのだろうが。
12時頃、閉会。帰りに受付証と引き換えでお土産をもらう。
マヨネーズとドレッシング。去年はさらにパスタソースがついていた、と聞いたが・・・まあ電車賃代わりとしてはいいだろう。さらに株主優待と配当金がもらえるわけで。
別の会社の臨時株主総会の招集通知が来てたな・・・お土産とかなさそうだがどうしようか(藁)
ほんた。時間が経つ→記憶が薄れる→書くことが減る→記事のボリュームが減る。
香港三日目。予定通りの朝寝坊。10時頃起床、スターフェリー乗り場近くのビルの4階(だったと思う)、「翠園」(ジェイドガーデン)にて飲茶。日曜の午前中だというのに、半分くらいのテーブルは埋まっているか。
ジャスミンティを注文。お茶の入った急須とお湯の入った急須の二つが出てくる。二つともお茶だと思っていた私は、「あー、一つが空っぽになっても待ち時間無く飲めるんだなあ」なんて考えていた。
海老の入ったシュウマイ風のものその他10種類弱を食べる。この辺に記憶の薄れが明確に現れてますな。メニューは写真がなく、漢字が並んでいる(後で英語のメニューを持ってきてくれた)。代表的な飲茶メニューの写真と広東語表記の対照表を持参していたので、それを見ながら注文用紙に記入。香港の海老は、日本の海老とは別の食べものだ。何でこんなにプリプリしているのだろう。
気がついたら、ほぼ満席状態だった。昼前だというのに。十人くらいの座席がある大きなテーブルが窓際に並んでいるのだが、来店時はどのテーブルにも三~四人程度しかいなかった。中には一人で新聞を読んでいる人もいたくらいだ。ところが、時間が経つにつれてその家族と思しき人が次から次へとやってくる。起きた人から順に食卓に着くイメージだ。小さい子供からお年寄りまで。毎週恒例のイベントなのだろうか。
食べ物もうまいが、それにしてもお茶がうまい。ほんこさんいわく、大きな急須の中でよくお茶の葉が回るからだそうな。確かにその通りだ。私みたいによく水分を摂る者にはこのでかい急須がありがたい。
そしてこの急須、注ぎ口が下を向いている特殊な形なのだが、注ぎ始めも注ぎ終わりもお茶がまったく垂れないのだ。前回香港に来た時に別の店で飲茶をしたときも同じような急須だった。欲しくて探したが見つからなかったのだ。そこで今回、また探してみる。
店を出て、中国雑貨を色々扱っている「裕華」へ。一応百貨店らしいが、少し古くなってきた大型土産物屋、といった雰囲気だ。ほとんどお客さんもいない。
が、お目当てのものはあった。買いました。
不思議なんだけど、お茶垂れまったくしないのだ。日本茶を入れると洗うのが大変だが。最近我が家では二日に一日は中国茶を飲んでいる。
裕華では他に私が両親に出す絵葉書やほんこさんのご家族へのお土産を購入。それから自分へのお土産としてお茶を買うため、スーパー「恵康」(Wellcome)へ向かう。Welcomeではなく、Wellcomeで正解。前に香港へ来たときにもここでお茶を買ったのだ。地元のスーパーでお土産を探す、これ鉄則。
ところが、二年前にあったはずの店が無い。「確かここにあったよなあ」というところは、工事現場になっていた。あきらめきれずあたりをうろうろしていると、偶然遠くに看板を発見。二年前の店舗とは明らかに別店舗だが、そんなことはどうでもいい。
残念ながら二年前に訪れた店舗より品揃えには劣る感。「buy 2 get 1 free」なお茶をオクトパスにて購入。香港ではよく目にするこの販売方法、日本では通販くらいしか見ないな。「同じものをもう一つおつけします!」ってやつ。掃除機の通販で見たことがあるが、そんな消耗品じゃないもの二つももらってどうすんじゃい!って思ったものだ。
お土産が増えたので、ウィンドウショッピングをしながら一旦ホテルへ戻る。
香港おなじみ竹の足場。この建物なんかよりまだまだ高いビルの工事でも平気で竹を使う。
高いといえば、この建設中のビルは二年前に来たときも建設中だったと思う。何なのだろう。いつ完成するのだろう。
(つづく・・・記事のボリュームは減っているのか?)
香港三日目。予定通りの朝寝坊。10時頃起床、スターフェリー乗り場近くのビルの4階(だったと思う)、「翠園」(ジェイドガーデン)にて飲茶。日曜の午前中だというのに、半分くらいのテーブルは埋まっているか。
ジャスミンティを注文。お茶の入った急須とお湯の入った急須の二つが出てくる。二つともお茶だと思っていた私は、「あー、一つが空っぽになっても待ち時間無く飲めるんだなあ」なんて考えていた。
海老の入ったシュウマイ風のものその他10種類弱を食べる。この辺に記憶の薄れが明確に現れてますな。メニューは写真がなく、漢字が並んでいる(後で英語のメニューを持ってきてくれた)。代表的な飲茶メニューの写真と広東語表記の対照表を持参していたので、それを見ながら注文用紙に記入。香港の海老は、日本の海老とは別の食べものだ。何でこんなにプリプリしているのだろう。
気がついたら、ほぼ満席状態だった。昼前だというのに。十人くらいの座席がある大きなテーブルが窓際に並んでいるのだが、来店時はどのテーブルにも三~四人程度しかいなかった。中には一人で新聞を読んでいる人もいたくらいだ。ところが、時間が経つにつれてその家族と思しき人が次から次へとやってくる。起きた人から順に食卓に着くイメージだ。小さい子供からお年寄りまで。毎週恒例のイベントなのだろうか。
食べ物もうまいが、それにしてもお茶がうまい。ほんこさんいわく、大きな急須の中でよくお茶の葉が回るからだそうな。確かにその通りだ。私みたいによく水分を摂る者にはこのでかい急須がありがたい。
そしてこの急須、注ぎ口が下を向いている特殊な形なのだが、注ぎ始めも注ぎ終わりもお茶がまったく垂れないのだ。前回香港に来た時に別の店で飲茶をしたときも同じような急須だった。欲しくて探したが見つからなかったのだ。そこで今回、また探してみる。
店を出て、中国雑貨を色々扱っている「裕華」へ。一応百貨店らしいが、少し古くなってきた大型土産物屋、といった雰囲気だ。ほとんどお客さんもいない。
が、お目当てのものはあった。買いました。
不思議なんだけど、お茶垂れまったくしないのだ。日本茶を入れると洗うのが大変だが。最近我が家では二日に一日は中国茶を飲んでいる。
裕華では他に私が両親に出す絵葉書やほんこさんのご家族へのお土産を購入。それから自分へのお土産としてお茶を買うため、スーパー「恵康」(Wellcome)へ向かう。Welcomeではなく、Wellcomeで正解。前に香港へ来たときにもここでお茶を買ったのだ。地元のスーパーでお土産を探す、これ鉄則。
ところが、二年前にあったはずの店が無い。「確かここにあったよなあ」というところは、工事現場になっていた。あきらめきれずあたりをうろうろしていると、偶然遠くに看板を発見。二年前の店舗とは明らかに別店舗だが、そんなことはどうでもいい。
残念ながら二年前に訪れた店舗より品揃えには劣る感。「buy 2 get 1 free」なお茶をオクトパスにて購入。香港ではよく目にするこの販売方法、日本では通販くらいしか見ないな。「同じものをもう一つおつけします!」ってやつ。掃除機の通販で見たことがあるが、そんな消耗品じゃないもの二つももらってどうすんじゃい!って思ったものだ。
お土産が増えたので、ウィンドウショッピングをしながら一旦ホテルへ戻る。
香港おなじみ竹の足場。この建物なんかよりまだまだ高いビルの工事でも平気で竹を使う。
高いといえば、この建設中のビルは二年前に来たときも建設中だったと思う。何なのだろう。いつ完成するのだろう。
(つづく・・・記事のボリュームは減っているのか?)
「文字が小さくてみづらい」との批判に対し、従順に文字を大きくしてみたほんたです。金利上げちゃいましたね。オラ知らね。
今日はセミナー二本聞いてきましたよ。一本は仕事。先の臨時国会で成立した改正貸金業規制法の概略について、立法担当の大森信用制度参事官(参考記事)によるご説明。貸金業者の項は直接的には関係ないが、当然のことながら説明の中心は貸金業について。で、ようやく直接的に関係があるところへ説明がうつりかけたそのとき
「時間も押してまいりましたのでこの項は基本的には省略する方向で」
とのたまう。「基本的には」ってなんだ、「基本的には」って。ついで言うと、「方向」ってなんだ、「方向」って。
との思いが通じたのか、この項飛ばすと逆に時間が余ると気がついたのか、翻って「まあ少し触れておきましょう」とかなんとか。内容的には直接うちのゴタゴタした経営陣のお耳に入れたい内容だったが。お上の御意は直接じゃないと効果を発揮しないんだよなあ。私ら事務局を通すだけで効果が九割減だ。
・・・って今日のテーマはこれじゃない、行ってきました区民大学第四回目。退社間際の電話応対でベルサッサならず、若干の遅刻。今日のテーマは「ベトナムの経済と社会」。「奇数回はやわらかく、偶数回は堅く」との講師のお言葉により、奇数回は華麗にスルー。
ポイントとしては、ベトナムは熟していく中国に魅力を感じなくなった企業の受け皿なんだと。経済の発展に伴って、人件費だって高騰していく、それでは来年には外資優遇撤廃が控える中国に投資する旨味なんかない。そこで距離的にも比較的近いベトナムへ資本投下するわけだ。
日本の投資は完全に出遅れているそうだ。日本が盛んに進出しているのは株式市場だけ、ってことか。
ただ、ベトナムだってそんなに旨味があるわけではないとのこと。人件費もせいぜい半分程度(しかも賃金上昇率は年間10%と高水準)、土地や住宅に至っては東京山手線内並、さらには大連や上海より遥かに遠い分、そりゃ輸送費だってかかりますがな。
おまけに知的財産権に対する意識の低さ。国営書店で堂々と本のコピーを製本して売ってるとか、WINDOWSコピー品が堂々と販売されていて$1で買えるとか、ベトナムで使用されているソフトウェアの95%はコピー品との公式データがあるとか・・・
#いったいその「公式データ」のソースは何なんだ、それを知らずに論じるのは非常に危険な薫りもするわけだが。ただコピー品はバンコクなんかでも堂々と販売されているしなあ。
他、箇条書きメモ。
・失業率はじめ、データは信憑性に欠ける。
・一人当たりの年間所得約七万円の国民が、二十万のバイクに乗り六万の携帯を持つ。そこには年間30億ドルのクリーンな海外からの送金、推定20億ドルの地下銀行経由の送金によってカバーされているグレーな事情が見え隠れする。
・為替はクローリングペッグ(前日終値より0.25%の幅制限)。撤廃の動きがあるが、急激なドン安により通貨危機を迎える可能性も否定できない。
・ここ数年で日本からのODAに対する返済額が急増。注視。
・原油を精製する工場が国内に無い(2009年完成予定)ので、中国・シンガポールへ一旦輸出して輸入する必要がある。2009年には貿易相手国の構成図がガラッと変わるだろう。
・天然ガスは輸出禁止。
・新車販売台数は年間三万台少々と少ない上、減少傾向。原因は自動車保有に対する高額な課税。消費税10%に加え、特別消費税(物品税的性格)40%。これは2006年の税率で、2007年は特別消費税60%、最終的には100%とする予定。目的は渋滞の発生抑制。なんか大学時代にゼミでやったネタだな。
・意外にも反米感情無いってよ。
・日本人以上にブランド志向が高く、日本人はベトナム産の安いサバ缶を消費するのに対し、ベトナム人は輸入関サバを好んで消費するらしい。
・・・ということで、どうもこの講師は個別事例を取り上げて一般化している薫りが若干。
今日はセミナー二本聞いてきましたよ。一本は仕事。先の臨時国会で成立した改正貸金業規制法の概略について、立法担当の大森信用制度参事官(参考記事)によるご説明。貸金業者の項は直接的には関係ないが、当然のことながら説明の中心は貸金業について。で、ようやく直接的に関係があるところへ説明がうつりかけたそのとき
「時間も押してまいりましたのでこの項は基本的には省略する方向で」
とのたまう。「基本的には」ってなんだ、「基本的には」って。ついで言うと、「方向」ってなんだ、「方向」って。
との思いが通じたのか、この項飛ばすと逆に時間が余ると気がついたのか、翻って「まあ少し触れておきましょう」とかなんとか。内容的には直接うちのゴタゴタした経営陣のお耳に入れたい内容だったが。お上の御意は直接じゃないと効果を発揮しないんだよなあ。私ら事務局を通すだけで効果が九割減だ。
・・・って今日のテーマはこれじゃない、行ってきました区民大学第四回目。退社間際の電話応対でベルサッサならず、若干の遅刻。今日のテーマは「ベトナムの経済と社会」。「奇数回はやわらかく、偶数回は堅く」との講師のお言葉により、奇数回は華麗にスルー。
ポイントとしては、ベトナムは熟していく中国に魅力を感じなくなった企業の受け皿なんだと。経済の発展に伴って、人件費だって高騰していく、それでは来年には外資優遇撤廃が控える中国に投資する旨味なんかない。そこで距離的にも比較的近いベトナムへ資本投下するわけだ。
日本の投資は完全に出遅れているそうだ。日本が盛んに進出しているのは株式市場だけ、ってことか。
ただ、ベトナムだってそんなに旨味があるわけではないとのこと。人件費もせいぜい半分程度(しかも賃金上昇率は年間10%と高水準)、土地や住宅に至っては東京山手線内並、さらには大連や上海より遥かに遠い分、そりゃ輸送費だってかかりますがな。
おまけに知的財産権に対する意識の低さ。国営書店で堂々と本のコピーを製本して売ってるとか、WINDOWSコピー品が堂々と販売されていて$1で買えるとか、ベトナムで使用されているソフトウェアの95%はコピー品との公式データがあるとか・・・
#いったいその「公式データ」のソースは何なんだ、それを知らずに論じるのは非常に危険な薫りもするわけだが。ただコピー品はバンコクなんかでも堂々と販売されているしなあ。
他、箇条書きメモ。
・失業率はじめ、データは信憑性に欠ける。
・一人当たりの年間所得約七万円の国民が、二十万のバイクに乗り六万の携帯を持つ。そこには年間30億ドルのクリーンな海外からの送金、推定20億ドルの地下銀行経由の送金によってカバーされているグレーな事情が見え隠れする。
・為替はクローリングペッグ(前日終値より0.25%の幅制限)。撤廃の動きがあるが、急激なドン安により通貨危機を迎える可能性も否定できない。
・ここ数年で日本からのODAに対する返済額が急増。注視。
・原油を精製する工場が国内に無い(2009年完成予定)ので、中国・シンガポールへ一旦輸出して輸入する必要がある。2009年には貿易相手国の構成図がガラッと変わるだろう。
・天然ガスは輸出禁止。
・新車販売台数は年間三万台少々と少ない上、減少傾向。原因は自動車保有に対する高額な課税。消費税10%に加え、特別消費税(物品税的性格)40%。これは2006年の税率で、2007年は特別消費税60%、最終的には100%とする予定。目的は渋滞の発生抑制。なんか大学時代にゼミでやったネタだな。
・意外にも反米感情無いってよ。
・日本人以上にブランド志向が高く、日本人はベトナム産の安いサバ缶を消費するのに対し、ベトナム人は輸入関サバを好んで消費するらしい。
・・・ということで、どうもこの講師は個別事例を取り上げて一般化している薫りが若干。
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