今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
「文字が小さくてみづらい」との批判に対し、従順に文字を大きくしてみたほんたです。金利上げちゃいましたね。オラ知らね。
今日はセミナー二本聞いてきましたよ。一本は仕事。先の臨時国会で成立した改正貸金業規制法の概略について、立法担当の大森信用制度参事官(参考記事)によるご説明。貸金業者の項は直接的には関係ないが、当然のことながら説明の中心は貸金業について。で、ようやく直接的に関係があるところへ説明がうつりかけたそのとき
「時間も押してまいりましたのでこの項は基本的には省略する方向で」
とのたまう。「基本的には」ってなんだ、「基本的には」って。ついで言うと、「方向」ってなんだ、「方向」って。
との思いが通じたのか、この項飛ばすと逆に時間が余ると気がついたのか、翻って「まあ少し触れておきましょう」とかなんとか。内容的には直接うちのゴタゴタした経営陣のお耳に入れたい内容だったが。お上の御意は直接じゃないと効果を発揮しないんだよなあ。私ら事務局を通すだけで効果が九割減だ。
・・・って今日のテーマはこれじゃない、行ってきました区民大学第四回目。退社間際の電話応対でベルサッサならず、若干の遅刻。今日のテーマは「ベトナムの経済と社会」。「奇数回はやわらかく、偶数回は堅く」との講師のお言葉により、奇数回は華麗にスルー。
ポイントとしては、ベトナムは熟していく中国に魅力を感じなくなった企業の受け皿なんだと。経済の発展に伴って、人件費だって高騰していく、それでは来年には外資優遇撤廃が控える中国に投資する旨味なんかない。そこで距離的にも比較的近いベトナムへ資本投下するわけだ。
日本の投資は完全に出遅れているそうだ。日本が盛んに進出しているのは株式市場だけ、ってことか。
ただ、ベトナムだってそんなに旨味があるわけではないとのこと。人件費もせいぜい半分程度(しかも賃金上昇率は年間10%と高水準)、土地や住宅に至っては東京山手線内並、さらには大連や上海より遥かに遠い分、そりゃ輸送費だってかかりますがな。
おまけに知的財産権に対する意識の低さ。国営書店で堂々と本のコピーを製本して売ってるとか、WINDOWSコピー品が堂々と販売されていて$1で買えるとか、ベトナムで使用されているソフトウェアの95%はコピー品との公式データがあるとか・・・
#いったいその「公式データ」のソースは何なんだ、それを知らずに論じるのは非常に危険な薫りもするわけだが。ただコピー品はバンコクなんかでも堂々と販売されているしなあ。
他、箇条書きメモ。
・失業率はじめ、データは信憑性に欠ける。
・一人当たりの年間所得約七万円の国民が、二十万のバイクに乗り六万の携帯を持つ。そこには年間30億ドルのクリーンな海外からの送金、推定20億ドルの地下銀行経由の送金によってカバーされているグレーな事情が見え隠れする。
・為替はクローリングペッグ(前日終値より0.25%の幅制限)。撤廃の動きがあるが、急激なドン安により通貨危機を迎える可能性も否定できない。
・ここ数年で日本からのODAに対する返済額が急増。注視。
・原油を精製する工場が国内に無い(2009年完成予定)ので、中国・シンガポールへ一旦輸出して輸入する必要がある。2009年には貿易相手国の構成図がガラッと変わるだろう。
・天然ガスは輸出禁止。
・新車販売台数は年間三万台少々と少ない上、減少傾向。原因は自動車保有に対する高額な課税。消費税10%に加え、特別消費税(物品税的性格)40%。これは2006年の税率で、2007年は特別消費税60%、最終的には100%とする予定。目的は渋滞の発生抑制。なんか大学時代にゼミでやったネタだな。
・意外にも反米感情無いってよ。
・日本人以上にブランド志向が高く、日本人はベトナム産の安いサバ缶を消費するのに対し、ベトナム人は輸入関サバを好んで消費するらしい。
・・・ということで、どうもこの講師は個別事例を取り上げて一般化している薫りが若干。
今日はセミナー二本聞いてきましたよ。一本は仕事。先の臨時国会で成立した改正貸金業規制法の概略について、立法担当の大森信用制度参事官(参考記事)によるご説明。貸金業者の項は直接的には関係ないが、当然のことながら説明の中心は貸金業について。で、ようやく直接的に関係があるところへ説明がうつりかけたそのとき
「時間も押してまいりましたのでこの項は基本的には省略する方向で」
とのたまう。「基本的には」ってなんだ、「基本的には」って。ついで言うと、「方向」ってなんだ、「方向」って。
との思いが通じたのか、この項飛ばすと逆に時間が余ると気がついたのか、翻って「まあ少し触れておきましょう」とかなんとか。内容的には直接うちのゴタゴタした経営陣のお耳に入れたい内容だったが。お上の御意は直接じゃないと効果を発揮しないんだよなあ。私ら事務局を通すだけで効果が九割減だ。
・・・って今日のテーマはこれじゃない、行ってきました区民大学第四回目。退社間際の電話応対でベルサッサならず、若干の遅刻。今日のテーマは「ベトナムの経済と社会」。「奇数回はやわらかく、偶数回は堅く」との講師のお言葉により、奇数回は華麗にスルー。
ポイントとしては、ベトナムは熟していく中国に魅力を感じなくなった企業の受け皿なんだと。経済の発展に伴って、人件費だって高騰していく、それでは来年には外資優遇撤廃が控える中国に投資する旨味なんかない。そこで距離的にも比較的近いベトナムへ資本投下するわけだ。
日本の投資は完全に出遅れているそうだ。日本が盛んに進出しているのは株式市場だけ、ってことか。
ただ、ベトナムだってそんなに旨味があるわけではないとのこと。人件費もせいぜい半分程度(しかも賃金上昇率は年間10%と高水準)、土地や住宅に至っては東京山手線内並、さらには大連や上海より遥かに遠い分、そりゃ輸送費だってかかりますがな。
おまけに知的財産権に対する意識の低さ。国営書店で堂々と本のコピーを製本して売ってるとか、WINDOWSコピー品が堂々と販売されていて$1で買えるとか、ベトナムで使用されているソフトウェアの95%はコピー品との公式データがあるとか・・・
#いったいその「公式データ」のソースは何なんだ、それを知らずに論じるのは非常に危険な薫りもするわけだが。ただコピー品はバンコクなんかでも堂々と販売されているしなあ。
他、箇条書きメモ。
・失業率はじめ、データは信憑性に欠ける。
・一人当たりの年間所得約七万円の国民が、二十万のバイクに乗り六万の携帯を持つ。そこには年間30億ドルのクリーンな海外からの送金、推定20億ドルの地下銀行経由の送金によってカバーされているグレーな事情が見え隠れする。
・為替はクローリングペッグ(前日終値より0.25%の幅制限)。撤廃の動きがあるが、急激なドン安により通貨危機を迎える可能性も否定できない。
・ここ数年で日本からのODAに対する返済額が急増。注視。
・原油を精製する工場が国内に無い(2009年完成予定)ので、中国・シンガポールへ一旦輸出して輸入する必要がある。2009年には貿易相手国の構成図がガラッと変わるだろう。
・天然ガスは輸出禁止。
・新車販売台数は年間三万台少々と少ない上、減少傾向。原因は自動車保有に対する高額な課税。消費税10%に加え、特別消費税(物品税的性格)40%。これは2006年の税率で、2007年は特別消費税60%、最終的には100%とする予定。目的は渋滞の発生抑制。なんか大学時代にゼミでやったネタだな。
・意外にも反米感情無いってよ。
・日本人以上にブランド志向が高く、日本人はベトナム産の安いサバ缶を消費するのに対し、ベトナム人は輸入関サバを好んで消費するらしい。
・・・ということで、どうもこの講師は個別事例を取り上げて一般化している薫りが若干。
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