今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
ほんた。シアトル・バンクーバー旅行記の続き。
バンクーバーへ向けて発車したカスケード号、すぐにダウンタウンの地下を抜けるトンネルに入る。トンネルを出ると海岸だった。ストリートカーの線路がすぐ横に見える。今トンネルで来た区間を、地上の海沿いを走っている路面電車だ。
地上に出たらグングン加速していく・・・と思いきや、ずっと海沿いを走っているのにまるで山越えをしているかのようにちんたらちんたら走っている。バンクーバーに着くまで終始速度は変わらず。九州の佐賀線の廃線跡にあるものが有名な可動橋みたいな橋・・・平行していた道路橋が昇開橋だったので鉄道橋もそうだと思ったが、あとでグーグルマップで見ると鉄道橋は旋回橋だった・・・や、足元がスカスカな木製と思しき橋を渡ったりしたときはさらに減速していた。表定速度は時速60キロ少々だし、途中駅が四つしかないことを考えると時速80キロまで出てないんじゃないか?
右手にチッテンデン水門(Chittenden Locks)が見えた。水位が異なる湖と湾を結ぶ水路に設けられている水門で、船が通るたびにパナマ運河のように締め切って水位を調節するらしい。この水門が見えるときに渡る橋は跳開橋。これもグーグルマップで航空写真を見て知った。
おなかが空いたので、ラウンジカーへ行ってみる。二階の両側に窓側を向いて可動式の座席が並んでいる。車掌さんはラウンジの一番端っこのテーブルを基地にしているようだった。車掌室は無いのだろうか。
混んでいたら席に持って帰って食べようと思っていたが、空いていたのでここで食べることにする。もっとも、海が見える進行方向左側は埋まっていたが。
一階の売店でパンとコーヒーを買う。意外と良心的な値段で、コーヒーもおいしかった。
最初の二つの途中駅、エドモンズ(Edmonds)とエベレット(Everett)ではそれなりに客が乗ってきた。列車が着くと駅舎からぞろぞろと出てくる。30人くらいか50人くらいか。その後のマウントバーノン(Mount Vernon)とべリングハム(Bellingham)では乗降客ともわずかだった。
この路線、大きな道路でも踏切に遮断機がついていない。市街地を走っているときは殆ど警笛を鳴らしっぱなしで耳障りだ。アメリカでは普通なのかもしれないが。
シアトルを出た頃は曇りだったが、途中で雨が降ってきた。と思ったらほどなくして雪に変わった。バンクーバーに着いて雪だったら嫌だなあ。と思っていたら気がついたら晴れていた。今日も天気がよく変わる。
ラウンジカーがだいぶ混雑してきたので、席に戻ることにする。二時間近くラウンジカーにいた。
貨物列車とすれ違う。すれ違い終わるのに5分・・・は言いすぎとしても3分はかかった気がする。貨物列車が退避していたのだとしても、一体何両つないでいるのか。貨物列車が止まっていてこっちが時速60キロだとすれば、3分で3km。一両20mとすれば、150両か。
アメリカとカナダとの国境。車窓右手に白いモニュメント、ピースアーチ(Peace Arch)が見えた。見えるとは思っていなかったので写真を撮り逃した。帰りに撮れるだろうか。その前だか後だかでしばらく停車していたが、カナダへの入国手続きはバンクーバーに着いてからなので、特に何があったわけではない。バンクーバー到着までにカナダへの入国カードへ記入しておかなければ、と思い出したくらいだ。
アメリカでもカナダでもきれいな海沿いを走っている区間が長い。干潟を散歩している人が列車に手を振っている。
車窓に資材置き場やら工場やらが見えてくると、バンクーバー到着が近い。入国審査の話(たぶん)やカナダで使える通貨の話(たぶん)、駅での両替の話(たぶん)などを車掌がアナウンス。到着直前にスイッチバックのように方向転換してゆっくりと終点のパシフィック・セントラル駅(Pacific Central Station)に到着した。
到着してから機関車が最後尾から押す推進運転で到着したことがわかったが、帰国後に地図を見る限り方向転換する必要はなさそうだが。なぜだろう?
降りるときに自分の席に帽子を落っことした。拾ってくれた女性の方、ありがとうございました。
大きな地図で見る
(つづく)
バンクーバーへ向けて発車したカスケード号、すぐにダウンタウンの地下を抜けるトンネルに入る。トンネルを出ると海岸だった。ストリートカーの線路がすぐ横に見える。今トンネルで来た区間を、地上の海沿いを走っている路面電車だ。
地上に出たらグングン加速していく・・・と思いきや、ずっと海沿いを走っているのにまるで山越えをしているかのようにちんたらちんたら走っている。バンクーバーに着くまで終始速度は変わらず。九州の佐賀線の廃線跡にあるものが有名な可動橋みたいな橋・・・平行していた道路橋が昇開橋だったので鉄道橋もそうだと思ったが、あとでグーグルマップで見ると鉄道橋は旋回橋だった・・・や、足元がスカスカな木製と思しき橋を渡ったりしたときはさらに減速していた。表定速度は時速60キロ少々だし、途中駅が四つしかないことを考えると時速80キロまで出てないんじゃないか?
右手にチッテンデン水門(Chittenden Locks)が見えた。水位が異なる湖と湾を結ぶ水路に設けられている水門で、船が通るたびにパナマ運河のように締め切って水位を調節するらしい。この水門が見えるときに渡る橋は跳開橋。これもグーグルマップで航空写真を見て知った。
おなかが空いたので、ラウンジカーへ行ってみる。二階の両側に窓側を向いて可動式の座席が並んでいる。車掌さんはラウンジの一番端っこのテーブルを基地にしているようだった。車掌室は無いのだろうか。
混んでいたら席に持って帰って食べようと思っていたが、空いていたのでここで食べることにする。もっとも、海が見える進行方向左側は埋まっていたが。
一階の売店でパンとコーヒーを買う。意外と良心的な値段で、コーヒーもおいしかった。
最初の二つの途中駅、エドモンズ(Edmonds)とエベレット(Everett)ではそれなりに客が乗ってきた。列車が着くと駅舎からぞろぞろと出てくる。30人くらいか50人くらいか。その後のマウントバーノン(Mount Vernon)とべリングハム(Bellingham)では乗降客ともわずかだった。
この路線、大きな道路でも踏切に遮断機がついていない。市街地を走っているときは殆ど警笛を鳴らしっぱなしで耳障りだ。アメリカでは普通なのかもしれないが。
シアトルを出た頃は曇りだったが、途中で雨が降ってきた。と思ったらほどなくして雪に変わった。バンクーバーに着いて雪だったら嫌だなあ。と思っていたら気がついたら晴れていた。今日も天気がよく変わる。
ラウンジカーがだいぶ混雑してきたので、席に戻ることにする。二時間近くラウンジカーにいた。
貨物列車とすれ違う。すれ違い終わるのに5分・・・は言いすぎとしても3分はかかった気がする。貨物列車が退避していたのだとしても、一体何両つないでいるのか。貨物列車が止まっていてこっちが時速60キロだとすれば、3分で3km。一両20mとすれば、150両か。
アメリカとカナダとの国境。車窓右手に白いモニュメント、ピースアーチ(Peace Arch)が見えた。見えるとは思っていなかったので写真を撮り逃した。帰りに撮れるだろうか。その前だか後だかでしばらく停車していたが、カナダへの入国手続きはバンクーバーに着いてからなので、特に何があったわけではない。バンクーバー到着までにカナダへの入国カードへ記入しておかなければ、と思い出したくらいだ。
アメリカでもカナダでもきれいな海沿いを走っている区間が長い。干潟を散歩している人が列車に手を振っている。
車窓に資材置き場やら工場やらが見えてくると、バンクーバー到着が近い。入国審査の話(たぶん)やカナダで使える通貨の話(たぶん)、駅での両替の話(たぶん)などを車掌がアナウンス。到着直前にスイッチバックのように方向転換してゆっくりと終点のパシフィック・セントラル駅(Pacific Central Station)に到着した。
到着してから機関車が最後尾から押す推進運転で到着したことがわかったが、帰国後に地図を見る限り方向転換する必要はなさそうだが。なぜだろう?
降りるときに自分の席に帽子を落っことした。拾ってくれた女性の方、ありがとうございました。
大きな地図で見る
(つづく)
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
ほんた&ほんこ
性別:
非公開
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
旅行記録目次
EntryNavigation
最新コメント
第26回横田駅伝(返信済)
by デッカ (06/08)
フルマラソン三大会にエントリー(返信済)
by DECA (05/06)
フロストバイトロードレース完走記(返信済)
by DECA (01/20)
湘南国際マラソン、DNF!(返信済)
by DECA (11/23)
太ももと脛の外側が痛い(返信済)
by 江古田小第百回卒業生 (10/20)
フロストバイトロードレースにエントリー(返信済)
by DECA (10/18)
ブログ内検索
アーカイブ
4travel
UNIQLOCK
JOGNOTE
次回参加予定
FX
geovisite
アクセスカウンタ