(8/2-3)悠遊カード

　ほんた。台湾旅行記の続き。

　台北には地下鉄がある。MRTと言う。ちなみに香港の地下鉄はMTR。

　で、日本のPASMO・香港のオクトパスカードと同じような非接触ICカードがあって、悠遊カード（Easy Card）と言う。

　台北市内はバスが網の目のように走っているが、おつりがもらえない。このカードがあれば、余分にお金を払うことなく済む。さらに、MRTは二割引、MRTとバスを乗り継ぐと8元（約30円）割引になる。

　到着初日は交通機関を利用する予定は無かったが、駅まで買いに行った。窓口で購入、500元（約1,800円。デポジット100元（約360円）含む）。

　香港みたいにセブンイレブンでも使えるかと思ったのだが、残念ながら使えず。

　右の写真は地下鉄の改札口。タッチする場所が斜めになっている。これは普通の片道切符への配慮。深センの地下鉄のようにプラスチックのコイン型ICになっているので、改札口へ入れるときにその方が入れやすいからだろう。（深センへ行ったときの地下鉄の話はこちら）

　ちなみにこの悠遊カードの払い戻し、六回は使わないと20元の手数料がかかってしまう。

　初日はセブンイレブンで調達してきた台湾ビールを飲んで、NHKBSだかでやっていたスペースシャトル「チャレンジャー」の事故検証のドキュメンタリーを見て就寝。

（つづく）

猛暑の中で草野球

　ほんた。二ヶ月ぶりの草野球だ。

　九時から二子新地の多摩川河川敷。朝七時半には出発しないといけない。昨日海水浴から帰ってきて、寝たのが二時過ぎだったが、暑さのせいもあってしっかり起きることができた。若干だるさはあるが、海水浴の疲れなのか暑さの疲れなのかよくわからない。

　風があるせいか涼しく、昨日の海水浴の残りの500mlのペットボトル茶一本だけ持って現地へ向かう。二子新地から15分は歩いただろうか、思ったより遠かった。時間ギリギリに到着。典型的な河川敷グラウンド。

　先攻、一番ショート。相手投手の球は打ち頃の速さ。ただ、体がやはり重く、強いスイングができないのでミートして内野の頭越えを狙う。しかし、手を出したボールはバットの先端に当たってショートの後ろへフラフラと上がる。運良く落ちてくれてヒット。二盗を決めたあと三盗もするつもりでいたら見事に牽制に引っかかるが、悪送球に助けられて三塁に生きる。相手チームは二塁牽制にサインを使っていた。大学時代のサークルでもやっていたが、慣れると結構使える。うちのチームでもこれをやりたいのだが、まだ難しいな。その後、確かヒットで生還、先制。

　二打席目と三打席目は四球。三打席目は打つ気力も無いほどへばっていた。追い込まれるまで待って、ストライクが来たら芯で捕らえることだけ考えて振ろう、と思っていたくらい。二打席目の出塁は生還。三塁にいるとき、相手投手の牽制ボークをアピールしかけたのは大人げ無かった。でもなあ、明らかにセカンド側に足が入っているんだもの。

　三打席目の出塁時は、走者三塁だったため相手が無警戒に前進守備を取ったので、セオリー通りに初球を投げる前に二盗。ショートの位置までリードしていたらセカンドライナーで戻れず併殺。

　守備は今日は無難にゴロを二個さばく。さすが二ヶ月ぶりの上にこの気温、肩が軽くて調子が良い。

　それにしても暑くてかなわない。絶えず声を出していないとおかしくなりそうだ。もっと水を用意しておくんだった。

　途中からピッチャー、二イニング投げる。球が遅すぎるのだろう、アウトコースのボールは面白いように空振りしてくれる。しかし、コントロールが悪かった。カーブも曲がらない。それでも四球は一個で済んだのが救い。打たれたものもまともなものはほとんど無かったが、今日は野手がいないところへ良く飛んだ。

　それでもだいぶ守備に助けられた。キャッチャーのがっつんに三盗を刺してもらったのが大きい。最終回、何とかヘロヘロになりながら二死までこぎつけ、「もうこれ以上投げられん」と思いつつ投げた球を打たれたレフトフライもだてさんに何とか取ってもらった。このときはホント祈る気持ちで打球を見ていた。

　3-9。六点も点差があるが、そこまでの差は感じなかった。勝てない相手ではない。ただ、今日は負けた悔しさよりただ早くこの暑さから逃れたい気持ちで一杯だった。熱中症になったことは無いが、あと少しでそんな状態になるのではないか、っていうくらい辛かった。

　試合後、しばらく日陰で休んでいたら随分とよくなった。私が日陰で休んでいる間、みんな日当で着替えやら雑談をしていたがよく平気なものだ。

海水浴

　ほんた。伊豆へ行って来た。九州にいたときに大分で泳いで以来、五年ぶりの海水浴。

　雲一つ無い快晴。波も穏やか。大学時代からの友人とその奥さん、地元の友人の三人と、砂浜ではなく岩場、潜って貝を採った。まあほとんど友人が採って、私は少ししか採っていないわけだが。

　五年ぶりの割にはそこそこ泳げた。でも潜るのは苦手だ。なかなか下へ進まない。水圧も苦手。

　そのうち、冷たくも感じないのに顎がガクガク震えて止まらなくなった。陸へ上がっても寒いままだ。意外と体温を奪われるものだ。

　結局、延べ三時間程度海に入っていただろうか。カキ氷食べて温泉入って「男たちの大和」を見て帰途に。「大和」は一度見たいと思っていたので、ちょうど良かった。

(8/2-2)台北到着

　ほんた。森伊蔵をガブガブ飲んできました。会社もちで。

　桃園国際空港に着くなりぶっそうな注意書きがお出迎え。死刑ですか。

　空港はあまり混雑していない。日本の地方空港のイメージだ。入国審査にはさすがに少し列ができた。審査場の並びにATMがあったのでキャッシング。金額を細かく指定できるタイプだった。

　ついでにもう一つ。滅茶苦茶な日本語の看板もお出迎え。台湾ならちゃんと正しい日本語の文章を教えてくれる人がたくさんいそうなのに。

　空港からホテルまでは、ツアーバスで移動。そういえば台湾は右側走行だ。

　ホテルは台北駅すぐの天成大飯店（コスモスホテル）。普通に日本語が通じてしまう。ホテルに着いても海外へ来た気がしない。

　部屋からは台北駅の駅舎がきれいに見えた。でかいものだ。周辺はビジネス街の雰囲気で、車の往来は活発だがあまり人気はない。

（つづく）

(8/2-1)台北へ

　ほんた。8月2日から三泊四日で台北へ行って来た。台湾は初めてだ。夏休みのこの時期、海外に限らずどこへ行くにも高い。そこで、他の時期と金額の差が比較的小さいところということで。

　AIRとホテルがセットのパッケージを利用。一月の香港以来のキャセイパシフィック、出発は15時50分。いつもどおり、京成の普通の特急で成田空港へ。成田は相変わらず遠い。出発の二時間前に到着。

　航空券を受け取った後、チェックインの際にアジアマイルの加算対象か尋ねる。100%加算対象とのこと。JALに貯めると50%なので、キャセイを使うときは基本的にはアジアマイルに貯める方がいい。

　ちょうど台風が接近中だった。数日前の予報では関東直撃もあり得るコースで飛行機が飛ぶか心配していたが、九州方面へ逸れてくれている。写真は空港で撮ったもの。ちょうど飛行コースに当たるはず。どうするのだろうか。

　出国審査は軽いラッシュ。抜けた後、免税店をのぞいていたら、程なく搭乗時間になった。

　離陸後、通常の飛行コースをたどる。紀伊半島上空当たりから揺れだす。台風の影響だろうか。もっとも、食事は出せる程度。

　少しづつ揺れが大きくなる。ビールを頼んだが、コップに半分以上は怖くて注げない。ほんこさんが水を頼んだが、コップ四分の三ほども入れて、見事に私の膝にこぼれた。

　結局、その程度の揺れだった。台風の上はそんなに問題ないのだろうか。食後はいつの間にか眠りに落ち、気がついたら着陸態勢に入っていた。予定より30分も早く到着。

（つづく）