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今:悠々自適な気分。将来:ホンモノの悠々自適。
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 ほんた。もう二ヶ月も前の台湾旅行記の続き。

 次の目的地は中正紀念堂。鼎泰豊から歩いて15分程度。空も明るくなり、もう雨の心配もなさそうだ。

IMG_2358.JPG 台北の歩行者用信号機の写真。下に青か赤で信号が表示され、上に信号が変わるまでの時間が出ている。下に表示されている人は、日本のように静止しているわけではなく渡れる時は歩き、残り時間が無くなってくると早足、というか駆け足になる。写真ではわからないが、なかなかかわいい。

 中正紀念堂は中華民国初代総統の蒋介石を偲んで建設されたもの。「中正」とは蒋介石の本名だ。最近、「国立台湾民主紀念館」へ改称されたらしい。蒋介石は独裁者として非道な為政を行ってきたとのことで、蒋介石を称えるものを見直す動きの一環らしい。

 毎正時に衛兵の交代式があるとのことで、運がよければ見られるかもしれないと思っていた。ちょうど三時ギリギリに裏口に到着。しかし、どこでやっているかわからない。たぶんメインの建物の前か中かなのだろうが、建物に比較的近い裏口からでも結構な距離があり、あっさり諦める。

 建物の前には新しい「国立台湾民主紀念館」の看板。一階では展示が行われていた。蒋介石は様々な人権侵害を行ってきました、というテーマ。第二次世界大戦で敗戦したイタリアで、戦時中はムッソリーニを支持していた国民が彼の遺体に投石したのと同じようなものだろうか。冷房が効いていたので休憩がてらのんびりと見る。

IMG_2360.JPG 建物の正面に回る。改装中で、ロープが張られていて長い階段の上には上がることができなかった。上に一体何があるのだろう。

 広い広い広場を抜けて中正紀念堂駅へ。この駅名も改称することになるのだろうか。

 帰国後調べたところ、なんと今年の5月に民主紀念館に改称したばかりなのに翌6月には中正紀念堂に戻っていた。つまり、訪れたときには中正紀念堂だったわけだ。政治の場で意見が割れて混乱しているらしい。新調した看板は無駄になってしまうのだろうか。上れなかった89段の階段を上がると、高さ6メートル超の蒋介石像があったらしい。6メートル超か。ちょっと見てみたかったな。衛兵もこの像のところにいたらしいが、像が撤去されてからは交代式もなくなってしまったとのことだ。

(つづく)
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IMG_2349.JPG ほんた。久しぶりに台湾旅行記の続き。

 次の目的地は鼎泰豊(ディンタイフォン)。忠孝復興から一駅、忠孝新生までMRTに乗る。20元の所、例の悠遊カード割引で16元(約60円)。ホームから改札フロアが吹き抜けになっていて広々していた。この後何度かこの路線に乗ったが、どこの駅も同じような造り。この贅沢なスペースの使い方は日本ではあまり見ないな。

 忠孝新生で地上に出ると、今にも土砂降りになりそうなほど真っ暗。20分ほど歩くことになるが、それまで天気がもつだろうか。とりあえず大通り沿いの屋根がついたアーケードを歩き始める。

IMG_2350.JPG 雨がポツポツ落ちてきた。道を渡るところではアーケードの屋根が途切れるので折り畳み傘を取り出した。アーケードは活気がなく、そう長いこと続きそうもなかったが、途切れそうで途切れない。雨も強くならず、傘無しでも平気な程度が続く。そのうち止んでしまった。遠くに高さ世界一の座をブルジュドバイに譲ったばかりの台北101が見えた。

IMG_2351.JPG 鼎泰豊本店に到着。結局ほとんど屋根の下を歩いて行くことができた。着いたのは一時半頃、知らなければ見落としてしまうかも知れない小さな店先だったが、まだ食事どきで店の前はちょっとした混雑だ。入り口の店員さんから整理番号を教えてもらい、先に注文。順番が来た人の番号を中国語で読み上げているようだが、電光掲示板に番号が表示されているので安心。まだ10番以上先だったので周囲を散歩。MRTの駅からは随分離れていてアクセスが良いエリアではないが、飲食店が連なり活気がある。鼎泰豊の隣の本屋さんにも入ってみた。クーラーが効いていて涼しい。日本語の雑誌も多数置いていたが、日本を発つときにダルビッシュのヌードで話題になっていたananは見当たらなかった。

IMG_2354.JPG 30分弱でこぎれいな感じの店内へ。一階の作業場を横目に見ながら二階へ。ほとんど待つことなく食事が運ばれてくる。まずは蝦仁焼賣。海老入りシュウマイ。香港と同様、海老がプリプリしていてうまい。310元(約1,000円)。

IMG_2355.JPG そして鼎泰豊と言えば小籠包ですよ。中の肉汁がまた絶品。熱いけれど、こぼれてしまうのがもったいないので一口で食べてしまう。刻みしょうががよく合うな。180元(約650円)。台湾の物価水準からすると少し高めだが、評判なのがよくわかる。食べておくべき一品。見た目にはそんなにボリュームがある感じではないが、結構ふくれた。次に台湾へ行く機会があったら是非また食べたい。

 ・・・そういえば、もう少し食べたかったのですが気がついたら手持ちの現金がわずかだったのです。失敗した。

(つづく)

久々に夏目漱石が読みたいと思った。というより「坊っちゃん」が読みたくなった。

こんなにおもしろかったっけ??ってくらいの速さで読み終わり!それにしても夏目漱石のスピード感のある文章、本当に小気味が良くて、好き。

その次に手にしたのは、「うらなり」(小林信彦著)。
「うらなり」といえば、、、(坊っちゃんを読んだ人しかわからないが)主人公の坊っちゃんが、数学教師として赴任した四国の学校にいた英語教師のあだ名。このうらなりなる人物、気は弱いし、婚約者には逃げられるし、挙句の果てには縁もゆかりもない宮崎に転勤させられる・・・というかなり可愛そう(?)な人物。でもこの人抜きには坊っちゃんは語れない。この人を語り手として書かれたのがこの「うらなり」なのだ。

おもしろい。
坊っちゃんがうらなりを放っておけなかったのと同じように、この著者もうらなりを放っておけなかったんだろうなぁ、と。それと同時に、小説としての「坊っちゃん」への愛が感じられる、なんだかあったかくなるような小説でしたよ・・・

今日の帰り道、ふと1つの文章が頭をよぎった。
「クラムボンはかぷかぷわらったよ」

さて、次は宮沢賢治「やまなし」かな。
昔読んだものが読みたくなる週間か!?!?

でも今は三島由紀夫週間でもあるので、、、
忘れないようにリストアップのみ。

ほんこ

ここに書き込むこと自体が久々だー。
何かデカいことに携わっていて暇がなかったのかというとそんなことはまったくなく、はっきりいって大したことは何もしていない。
美容院、野球観戦、掃除、読書、など・・・

美容師さんってお客さんの髪をついつい切りすぎて「あ、やべぇ!」って思うことってどれくらいあるんだろうか??あぁなんてばかばかしい・・・私。

野球観戦は久しぶり。やっぱり球場で見るのはよい。生ビールがうまいのがなおよい。

掃除、うちは何でこんなに髪の毛ばかり落ちているのだろう。鬱だ。

読書。自分の中で再び近代文学ブーム。
「潮騒」「金閣寺
人間の醜い部分を抉っているのに、読後、なぜ妙にさっぱりするのだろう。それが人間の本質でもあるのだろうか?

ほんこ


IMG_2626.JPG ほんた。東京ドームでの今シーズン最終戦、日本ハムvs楽天の試合を見に行ってきた。今日はミスターファイターズ・田中幸雄の引退報告が行われる。さらに日本ハム・ダルビッシュ、楽天・田中将大の先発とあって、三塁側まで八割がた埋まる混雑ぶりだった。空いている方がいいと思って三塁側の席を取ったのに。

IMG_2613.JPG 球場へ着いたときには二回の裏に入っていた。既にファイターズが一点先制している。席に着くなり金子のホームランで二点目。その後ダルビッシュとマーくんの投げ合いでゼロが並ぶ。ダルビッシュも危なげなく、安心して見ていられた。

 そうなると、幸雄が試合中に出てくるのか、出てくるとしたらどこで出てくるのかが気になる。

 七回の裏、急に球場が沸いた。一死三塁で金子がバッターボックスへ入った時だ。ネクストバッターズサークルに田中幸雄。金子は四球で一三塁とチャンスが広がり、益々盛り上がる。

IMG_2677.JPG 幸雄が打席に入る。もう何度となく見てきたが、もし運良くこれが最後ではないとしても、あと数えるほどしか見ることはできないだろう。

 結果はライト前へのタイムリー。オーロラビジョンに大写しになる。ここで打ってくれるとは。

 続くひちょりが犠牲フライでさらに一点追加したところでマーくん降板。楽天二番手は初登板らしい佐藤宏志。

 次の打者は田中賢介。私は賢介ほったらかしで幸雄の写真を撮っている。その幸雄が走り出して二塁を回って加速してきた。賢介がヒットを打ったらしい。そのまま幸雄はホームイン。続いて賢介もホームイン。ランニングホームランだった。幸雄しか見ていなかったので、どんな当たりだったのかさっぱりわからない(汗)。

 試合はそのまま6-0でファイターズの勝利。八回まで投げたダルビッシュが15勝目。

IMG_2762.JPG 試合終了と同時に、バックネット裏へ移動。ダルビッシュのヒーローインタビュー後、幸雄の引退報告があった。聞いているうちに、周りで泣き出す人が続出。私も涙が出てきた。

 私がファイターズファンになった時には既にショートのレギュラーだった。ものすごく細かった(若いうちは細いものだ。松井もイチローも古田も一緒)。試合を見に行くたびに暴投していた。打順は下位だった。同姓同名の投手がいたのでスコアボードにも新聞にも「田中雄」と書かれていた。

 いつの間にか主軸を打っていた。筋骨隆々になってきた。ノースリーブのアンダーシャツを着ていたので二の腕の太さが目立った。バットをマッチ棒のように軽々と扱っていた。打点王も取った。

IMG_2792.JPG どんなに劣勢でも、幸雄ジャンプで盛り上がる外野のファンがいた。高校時代に円山球場へ試合を見に行ったとき、ホームランを打った。その直後にライトの守備についたとき、応援団員と思しきファンがフェンスにしがみついて「幸雄愛してる~」と叫んだら、インプレーにもかかわらず後ろをちらっと振り返って手を上げて応えていた。

 その幸雄が引退だ。私も随分歳を取ったんだなあ。どんどん年下の選手が増えていく。

 幸雄は挨拶を終えた後、金子から花束を受け取る。その後BBに促されるように外野まで行って一礼。それから今日は東京ドーム最終戦、他の選手も監督も出てきて外野まで行って観客に手を振る。そういえばヒルマン監督も今シーズン限りだったな。

 正直、今年は上位争いできるとは思っていなかったが、ここまできたら最後は優勝して送り出してあげたい。うまくいけばまだ幸雄の活躍が生で見られるチャンスがあるかもしれない。

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